幻の御殿
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それは、突然やってくる!!
他に好きな人がいる・・・・別れて欲しい!!
えっ、っ・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
普通、男と女は、添い遂げると
一生
助け合って、生きていくものだと思っている。
本来、そうなのかもしれない。
結婚というのは、そうした一生をつうじて守りとおすという約束、契約なのかもしれない!!
しかし、あるべき姿と現実世界の間には、ズレがある。
緊張という・・・快楽の源泉が緩み
他の男や女に、目を向けることなど、ありはしない・・という
このような、根拠のない独断と盲信が・・
緊張という言葉さえも、忘却させる・・
独断と盲信は
注意力と関心を、向けるべきところからはずし
砂上の楼閣に、「幻の御殿」を構築する・・
音もなく・・
砂が・・削られていっているのに・・・・