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大阪弁護士会所属
弁護士服部廣志 |
刑事裁判官の基本的欠陥
日本の刑事裁判の最大の問題点は、刑事裁判所の事実認定能力にあり、批判的国家権力としての役割と機能を喪失し、検察の誤りを看破する能力に欠けているところにあると思っています。
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イ 「2人の人間が、異なる殺害方法で殺された」
ロ これは、複数の犯人による犯行である
このような警察、捜査官の予断と見込み捜査の誤りと これを看破できなかった検察の捜査により、合計約7回の刑事判決(最高裁は3回)のなかで、無実の人間に死刑の判決をも下していたのが、日本の刑事司法の忘れ得ぬ過去です(八海事件)。
八海事件
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/knight9/yakai.htm
世紀を越えて−「八海」の教訓をいまに
http://www.jca.ax.apc.org/kokubai/yakai.htm
八海事件で有名となった言葉
「まだ、最高裁がある!!」
しかし、八海事件において、真犯人吉岡以外の無実の人間に「無罪の判決」をもたらしたのは、
決して最高裁判所ではなく、
自らは無実の人間を巻き添えにすることにより死刑判決を免れて無期懲役となり、無実の友を死刑台に送るという罪の呵責に耐えかねて吐露した真犯人吉岡の真実の言葉とそれを法廷に持ち出した弁護人らであったことを忘れてはならない。
捜査機関の二重構造とそのトリック
日本の刑事捜査は、第1次的捜査権を持つ警察と、第2次的捜査権を保有する公訴官・検察官という二重構造となっている。
この二重構造の中に、刑事訴訟において、真実を歪めかねないトリックがある。
二重構造が悪いという趣旨ではない。検察官が補充捜査権、場合により独自捜査権を保有していることには、それなりの意味がある。必要でもある。しかし、二重構造の意味や機能を理解しない刑事裁判官が存在する限り、この捜査の二重構造は、冤罪を生む温床ともなり得るのである。
////////ちょっと、休憩/////河童と仙人その2///////
河童
仙人さま〜〜
一昔前までは、その親が医者か裕福な家庭の子が圧倒的多数である・・と言われていたのは医学部だけだったと思うんだけど・・
最近は、法学部・法科大学院も・・なんか弁護士や裕福な家庭の子ばっかし、みたい・・??
なんで、こうなったんす〜〜??
仙人
わっ、はっはっ、ははは・・・
そりゃ、おカネかかるっしょ
大学4年、法科大学院2〜3年、それに修習?年・・
裕福な家庭でなけりゃ・・無理っしょ!!
河童
そうっかぁ〜〜 だから・・
昔は、人数は少ないけど・・中学卒の弁護士もいたけど・・最近、そんな話、聞いたことないのは・・・・
そっすかぁ〜〜??
仙人
昔、親のすねかじりのバカタレ医者が・・「僕達は、6年間も!!大学で勉強してきたんだから・・」といってたのと同じように
最近は、弁護士らも「僕達は、法科大学院まで、いって!!勉強してきたんだから・・」って、言ってるだろう
他に言う言葉・・・・・ないんっしょ
河童
う〜〜〜〜ん
最近、大企業の法務部の人は、殆ど弁護士ですね
完全に、弁護士が企業に雇われ、企業の指示で動いているみたい・・??
仙人
わっ、はっはっ、ははは・・・
昔の弁護士法には、弁護士の使命として「社会正義を実現し・・」というくだり
があったけど、今は、そんな文言、ないっしょ・・・
持ってる奴は強い
寄らば大樹の陰
強いものには、逆らわずって、言うだろう!!
河童
ふ〜〜〜〜ん
「コ゜マを擦って・・・・
歩〜〜こう〜〜」か??
そうかっぁ〜〜〜〜
だから・・最近、弁護士バッヂが
ひまわり、から、冬虫花草になったんだ〜〜
////////休憩おしまい/////河童と仙人その2///////
続く