各種計算書の計算構造の異同・特徴等について

　B&P頭脳集団が制作、頒布している各種の計算書について、その「計算構造上の異同」（制作目的等）を掲載する。

・　一回限りの計算書（計算単位構造）なので、構造上の問題はなし。

・　一回限りの計算とし、主として各種計算方法による計算とその理解を主目的としている。

・　Simple is Best ！！　金利逆算機能もついている。

・　法律実務上、一番頻繁に使用するかも？？

・　書籍「中学生にわかる民事訴訟の仕組み」本の付録にもなっている。

・　過払い金（遅延損害金を含む）と追加借受金との計算－相殺計算

・　主として、対消費者金融向けの弁護士実務の便宜のために制作したもの。

　　各種の計算方式による計算書をも追加提供し、ほぼオールラウンドのものになっている。元利均等計算・利率逆算計算可。

・　その他消費者金融弁護実務の便宜のため、複数債務の一括累計計算書・手形債務一括累計計算書なども追加提供している。

弁済供託別紙計算書・・（司法書士実務必携）

・　法務局に対し、弁済供託する場合に、供託書の別紙として添付しなければならない別紙計算書の作成を容易にする目的で制作した。

　従って、計算方法は、法務局採用の抽象的２月２９日説（端数期間２月２９日説）である。

　但し、計算期間が１年以内の場合のみ正確に計算するという限定付。

金利の赤本・三部作その二・・貸付日基準構造

弁済計算くん（貸付日基準計算・自由入力・均等弁済・利率逆算・利率変動版）

・　貸付日基準説構造のため、弁済日間隔期間表示のみならず、当初借入日からの期間間隔表示もされる。

・　反復弁済計算として正当な抽象的２月２９日説（端数期間２月２９日計算）

・　未頒布の均等弁済計算版や弁済額・利率固定版では、都市銀行等住宅ローンの償還金テーブルによる数値との自動比較機能を付けている。

金利の黒本・三部作その三・・貸金業法施行規則別表算式構造

別表計算くん（貸付日基準計算・自由入力・均等弁済・利率逆算・利率変動版）・・7/1書籍（付録ＣＤ）販売開始！！

・　貸金業法施行規則別表算式に準じた計算書（弁済当日の元金計算において、弁済当日利息金不算入）

・　反復弁済計算として正当な抽象的２月２９日説（端数期間２月２９日計算）

・　貸付日基準計算構造の場合には、当初の貸付日を基準として最後まで、計算します。

・　計算単位説構造の場合には、利息金計算をする計算単位毎に、その計算の始期を基準として計算します。

・　反復弁済や反復借入を継続する消費貸借金融のような場合には、計算単位説構造による計算が妥当でしょう。他方、通常の消費貸借契約のような場合には貸付日基準説構造による計算が妥当でしょう。

　例　元利計算くんで閏年計算２を選択して貸付日基準説構造による端数期間２月２９日計算をした場合と、返せ計算くんで計算単位説構造の端数期間２月２９日計算をした場合、計算発生利息金額が微妙に異なる結果となる部分が生じます。

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・　弁済金と追加借受金との計算－相殺計算せず、独立計算

（相殺計算と同様の結果が欲しい場合には、追加借入について、初日不算入コマンドを作動させて下さい。）

・　これも主として一回限りの計算を主眼として、各種計算方法や出資法計算、利息天引き計算等の理解を主目的とするが、反復弁済計算とその記録も可能としている。但し、反復弁済計算は半手動式のため記録時に画面がチカチカする。

・　難点－－ガチャガチャしているかも、、Nandemo Keisankun だから、仕方ない！！　

・　反復弁済計算として正当な抽象的２月２９日説の計算も可能としている。

・　民法の想定するオーソドックスな消費貸借契約における金利計算についての理論的に正当なものを追求したものである。

・　ＣＤにはディジタル本「金利及び弁済金額計算に関する法律と実務」（Ａ４で約８０頁）も収録されている。

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