海と法律の仕組み−その2
−海難事故その他海関連法適用例−
海事補佐人・小型船舶操縦士
弁護士 五 右 衛 門
好きな海の、海難事故その他海関連法適用例について、趣味と復習を兼ねて、ボチボチ継続記載していくつもりです。
平成23年9月21日千葉県木更津新港沖、錨泊中のパナマ籍貨物船が台風の影響を受けて走錨し、付近停泊中の貨物船に衝突、両船舶に擦過傷及び亀裂等の損傷を与えた(726)
船長の、走錨に備えた機関起動準備を怠り、漫然と走錨を続けた過失により、業務上往来危険容疑で検挙
平成20年9月1日和歌山有田市沖の島沖−バナマ船籍貨物船−衝突(689)
船長及び一等航海士の、見張り不十分で、過失認定し、業務上往来危険罪で検挙
平成20年8月3日大分港−プレジャーボート防波堤−衝突(688)
船長を、業務上過失傷害等の嫌疑で、検挙
平成20年6月8日釧路漁港−毛がに密漁(686)
船長及び甲板員を、北海道海面漁業調整規則違反で、逮捕