新「返せ計算くん」・Q&A
B&P(株) 頭脳集団
新「返せ計算くん」のQ&Aを連載していきます。
**旧版関連Q&A案内***********
**旧版関連HP案内************
**最新Ver案内**特別要望提供内容****
Q&A
=======================================================================
Q75
数回の、ほぼ元利均等金額による弁済表による弁済約定とともに、違約の場合には年15%の遅延損害金を支払うという約定があった事例で、2回目以降の弁済がなされなかったような場合の残元利金の計算は、どのようにすればよいのでしょうか。
A
1 約定の均等弁済表により、その約定弁済の金利を逆算計算します(新・返せ計算くんを使用すれば簡単に逆算計算も可能です)。
2 金利を逆算したうえで、その逆算金利と遅延損害金金利15%を使用して、残元利金額を計算すればよいのです。
=======================================================================
Q74
購入された方が、ご自分で、入力行を増設された??
A
購入された方が、ご自分で、入力行を増設したけれどもうまく作動しなかった??という連絡があったとの??連絡がありました??
どのような方法で??、増設をされたのでしょうか?? コピーでもして。貼り付けを されたのでしょうか?? 方法が不明ですが、正常に作動しないと思います。??
計算表の中には、計算プログラムとマクロが、埋め込まれており、その構造を理解せずに改変しても正常に作動はしません????
新・返せ計算くんの販売ページに記載されている特別要望提供版の中に、ご要望のものがあるか否か、再度、確認して頂き、追加版として、記載されている場合には、再度、CDを新たに購入、取得して下さい。裁判所採用計算では、入力行を1200行に増設した「端数期間暦年計算・自由入力・D1200版」が収録されています。
著作権法により、著作者に同一性保持権が認められていることにご留意をお願いします。
=======================================================================
Q73
新・返せ計算くん添付の「弁済供託・別紙計算書」の入力方法について
A
弁済供託・別紙計算書は、法務局の様式に、準じています。
従って、少し、変わった形、体裁となっています。
借入日は「赤字で、起算日」と表示しているセル(C9)に、借入元本は「赤字で、元本」と表示しているセル(G9)に、入力するのです。
=======================================================================
Q72
新・返せ計算くんの計算による、過払い金返還請求の請求の趣旨について
A
計算の最終行の計算結果が、仮に、下記のとおりとすると
過払い金 累計利息金 各利息金
22/3/7 ・・・ 90000 5450 360
22/4/10 ・・・ 94550
計算の最終行の表示が、仮に、上記のとおりであったとする。
読み方は
イ 平成22年4月10日現在、過払い金元金額は9万4550円で、平成22年4月10日までの過払い金利息金の累計金額は前行に表示されている5450円ということです。
ロ 従って、請求の趣旨の冒頭の表示は
「10万円(最終行に表示されている過払い金元金額と前行に表示されている過払い金利息金の累計金額の合計)及び内金9万4550円(最終行に表示されている過払い金元金額)に対する平成22年4月11日(最終行の翌日)から支払い済みまで年5分の割合による金員を支払え」
という表示になります。
=======================================================================
Q71
端数期間暦年計算D版の入力行の増設要望について
A
端数期間暦年計算D版の入力行の増設要望がありましたので、入力行を1200行に増設した、端数期間暦年計算D1200版を制作しました。
=======================================================================
Q70
入力行の挿入削除 機能を持ったF版
A
購入された方からの要望が多かった−入力行の挿入、削除−機能をつけた−F版シリーズを、収録頒布開始しました。
全期間暦年計算・自由入力・BDF1200版2000ormore200707RO
年365日計算・自由入力・BDF1200版2000ormore200707RO
年365日計算・EF480版2000ormore200707RO
=======================================================================
Q69
Excel2007作動不良!!
WinVistaに搭載されているエクセル2007 作動不良を起こす場合があるようですね。
エクセル2007の バグかもしれません。
エクセル2000は 正常動作するのに、、、、、、
=======================================================================
Q68
どうも、裁判所の書記官が、勘違いをされる場合があるようですね。
再度、 Q54 を転載しておきます。
Q54
返せ計算くんの過払金の利息金についての各利息金、累計利息金の表示について、某地裁の書記官から、一段(一行)ずれているのではないか、との問い合わせがあったようです。
A
1 一段ずれているのではなく、一段ずらしているのです。
2 例えば、弁済行が一行のみ入力されている状態を想定して下さい。
イ 弁済行が一行のみ入力されている場合、過払い元金は、あり得ます。
ロ しかし、二行目の年月日、即ち次の計算基準日の入力がない状態では、過払い金の利息金計算をするについても、計算日数が確定、計算できないので、過払い金の利息金は計算できないはずです。
ハ 従って、年月日の入力が一行のみの場合には、過払い金元金の表示はされても、過払い金の利息金及び累計利息金は表示されない構造になっているのです。
ニ 返せ計算くんの各入力行の構造は、上記のような構造としているのです。
ホ 以上のとおり、返せ計算くんの、表示構造は
(1)過払い金元金は、年月日が入力された該当行に表示された金額です。
(2)しかし、累計利息金は、前行の累計利息金額となるのです。
3 以上のような構造となっているため、入力最終行の過払い金の利息金欄及び累計利息金欄は、常に、空欄となり、金額は表示されないのです。
4 理解して頂けましたか。
旧・返せ計算くんのQ&Aの44
「Q44 過払い金の利息金について
A
1 過払い金の遅延損害金(利息金)は、次の行の入力された年月日までの計算利息金を表示しています。次回の追加借入金との相殺をするためです。
2 次行の入力された年月日までの利息金を計算表示しているのです。勘違いしないで下さい。」
=======================================================================
Q67
初日利息金、算入・不算入のコマンドボタンは、過払い金の利息金計算の初日利息、算入・不算入に連動していますか
A・・・Q56参照
1 過払い金の利息金は、過払い金の発生した翌日分から計算しています。従って、「新・返せ計算くん」は、原則として、連動していません。
2 但し、SpecilOfferVersion特別提供版の中に、「初日利息連動・過払い利息選択版」という「初日利息金、算入・不算入のコマンドボタン」と別個独立に、「過払い金の利息金計算の初日当日利息算入」コマンドボタンを設置したものを別途制作提供しています。
過払い利息当日利息算入コマンドをつけたものは、全期間暦年計算D版と年365日計算版の2種類のものに制作しています。
3 ネットショップで購入される場合には、必ず、事前に、上記特別提供版が組みこまれているか否かを確認したうえ、購入して下さい。
=======================================================================
Q66
元金均等返済計算
A
1 Q65で問い合わせがありましたので、「年365日計算・元金均等弁済計算書」を作成しました。
2 利率固定版と利率変動自由版の二種類 制作しました。
=======================================================================
Q65
元金均等及び元利均等返済にて元金○○円を15年にて返済、年利○○%で毎月の返 済ではなく4月、8月、12月の末日に支払うという様な金利計算と返済明細の出力はできますか?
A
1 現在、新・返せ計算くんに収録されている計算書では、年365日計算E版の「元利均等・利率逆算版」を使用すれば、元利均等計算の方法てあれば、ご質問の計算は可能です。
2 元金均等計算プログラムは収録していませんので(「元利計算くん」には収録していました)、元金均等計算の方法はできません。
3 年365日計算E版の「元利均等・利率逆算版」を使用した4月、8月、12月のみの弁済による元利均等計算の入力方法
@ 借入金額、借入日時、利率を入力する。
A 弁済日欄に15年間の4月、8月、12月の各末日を入力する。
B 弁済金額欄に10円でも100円でも適当な金額を入力する。
C 最終の弁済日の欄のー元利合計欄にーアクティブセルを合わせる
D ツール ゴールシーク を クリックし
中段に 0 入力
下段に f14 を入力し、OKを クリックする
元利均等弁済計算が完了しています。
=======================================================================
Q64
全ページの印刷ができないなどの質問について
A
新返せ計算くんの「印刷コマンド」をクリックしても全入力ページの印刷ができない等の質問を受けることがあります。
新・返せ計算くんの場合、Excelの全機能がそのまま使えます。
印刷などについて、必要な印刷がしたい場合などは、ファイル−印刷−印刷設定−などExcelの機能の操作をして下さい。
ご質問があればお答えはしています。
しかし、、Excelの基礎的な機能は、ご自分で調べて欲しいと希望しています。
=======================================================================
Q63
Excel2007で、返せ計算くんを作動させるためのマクロの設定を変更する方法
A
Excel2007を起動させる → 上段の「開発」をクリック → 左の方にある「マクロセキュリティ」をクリック → 左側の「マクロの設定」をクリックし、マクロの設定4種類のうち、一番下の「マクロをすべて有効にする」にチェックを入れる。
=======================================================================
Q62
追加借入した場合における、次回弁済日との間の期間日数表示について
A
弁済日当日分の利息金は、従前残元金に対する発生利息金分及び当日の追加借入金の当日1日分の合計利息金が表示される構造になっています。
従って、追加借入金を入力したのみの場合、次回弁済日までの期間日数は、追加借入をした日の翌日からの期間日数が表示されます。
追加借入をした場合において、次回弁済日までの期間日数について、追加借入日当日の日数をも合わせて表示したい場合には、追加借入日の前日を追加借入日の前行に入力して下さい。
この場合、追加借入から次回の弁済日までの期間日数表示は、追加借入日当日1日と翌日から弁済日までの期間日数の2行に分けて表示されることとなります。
A2
岡山方式表示
岡山地方で、「追加借入があった場合、次ぎの弁済日までの期間日数表示について、追加借入当日分を一括して表示することを求める」裁判官がいるようです。
このような表示をする必要があるのか否か、疑問ですが、この岡山方式の表示をするものを試験的に試作しました。
新・返せ計算くん版ではなく、端数期間暦年計算書のものを補正してみました。
端数期間暦年計算・岡山方式表示版・20080201 です。
ただ、この場合、追加借入をした場合には、当該行の発生利息金は非表示としました。追加借入金についての追加借入当日分の発生利息金は、次回の弁済日の発生利息金欄に一括、合算表示するからです。
======================================================================
Q61
元利均等計算、利率逆算計算などをする場合におけるExcel2007でのゴールシーク作動手順
A
ツールバー上段の「データ」クリック・「データーツール中の「What-if分析」クリック→ゴールシーク
=======================================================================
Q60
弁済日(追加借入日)から次ぎの弁済日までの日数計算と利息計算
A
弁済日(追加借入日)から次ぎの弁済日までの日数は、弁済日(追加借入日)の翌日から次ぎの弁済日までの日数を計算表示しています。
追加借入日当日の追加借入金についての発生利息金は、追加借入日当日分として、当該行で計算、計上しているからです。
この日数計算表示のみを見て、利息金計算が1日分不足していると勘違いされる方がおられるようです。ご注意下さい。
=======================================================================
Q59
追加借入金の初日利息金算入計算をしているのは、どの計算書ですか
A
「特別要望提供版」フォルダに収録された計算書は、全国の弁護士、司法書士の方々から特別に制作提供を求められ、制作提供した計算書であり、多種多様なものが収録されています。
しかし、D版フォルダ、E版フォルダ、BD版フォルダに収録されている計算書は、オーソドックスな計算書であり、起算日の初日利息金算入は計算書上段欄外のコマンドにより選択可能ですが、追加借入金の初日利息金は、自動的に算入計算することとなっています。
但し、特別提供版フォルダの中に収録されている
イ 初日利息連動版
ロ 初日利息不算入版
は、操作により、追加借入金の初日利息金の不算入計算を選択できるものです。
=======================================================================
Q58
Excel 2007に乗算を間違えるバグ--2進法と10進法の処理方法で
9月26日16時30分配信 CNET Japan
Microsoftは米国時間9月25日、特定の乗算を行うと、計算を誤る可能性のあるバグが「Excel 2007」に存在することを認めた。この問題は乗算の結果が6万5535になるときに発生する。2進演算に明るい人には説明するまでもないことだが、6万5535は2の16乗から1を引いた値。つまり、0以上の整数を2バイトで表したときの最大の整数である。2進法を10進法に変換する際にこの問題が発生する可能性が高い。
同社は修正作業を行っているとだけ述べ、それ以上の説明はしていない。
A
「新・返せ計算くん」への影響は、、、調査確認中です。
=======================================================================
Q57
入力行の挿入削除 機能
A
購入された方からの要望が多かった−入力行の挿入、削除−機能をつけた−F版シリーズを開発中です。
全期間暦年計算・自由入力・BDF1200版2000ormore200707RO
年365日計算・自由入力・BDF1200版2000ormore200707RO
年365日計算・EF480版2000ormore200707RO
を開発試作済みです。
他のものも、適宜開発試作中です。
(開発試作中−未頒布)
=======================================================================
Q56
過払い金利息、当日分算入計算について
A
過払い金発生時点で、過払い金について当日分からの利息金の加算選択が可能な「年365日計算・自由入力・D初日利息金連動・過払い金当日利息選択版」及び「全期間暦年計算・自由入力・D初日利息金連動・過払い金当日利息選択1200版」を制作しました。
当日利息選択版以外の計算書は、いずれも過払い金について、過払い金発生の翌日から利息金を計算しています。
(頒布準備中−未頒布)
=======================================================================
Q55
「年365日計算・自由入力・D版について、追加借入金の初日利息金不算入版が欲しい」という要望を某法律事務所から頂きました。
A
「年365日計算・自由入力・D追加借入初日利息金不算入版」を制作して、提供させて頂きますとともに、「年365日計算・自由入力・D初日利息金連動版」も制作しました。あわせて、「全期間暦年計算・自由入力・BD1200初日利息連動版」も制作しました。
連動版は、初日利息金の算入、不算入コマンドで、起算日及び追加借入初日の利息金の算入、不算入を選択できるものです。
=======================================================================
Q54
返せ計算くんの過払金の利息金についての各利息金、累計利息金の表示について、某地裁の書記官から、一段(一行)ずれているのではないか、との問い合わせがあったようです。
A
1 一段ずれているのではなく、一段ずらしているのです。
2 例えば、弁済行が一行のみ入力されている状態を想定して下さい。
イ 弁済行が一行のみ入力されている場合、過払い元金は、あり得ます。
ロ しかし、二行目の年月日、即ち次の計算基準日の入力がない状態では、過払い金の利息金計算をするについても、計算日数が確定、計算できないので、過払い金の利息金は計算できないはずです。
ハ 従って、年月日の入力が一行のみの場合には、過払い金元金の表示はされても、過払い金の利息金及び累計利息金は表示されない構造になっているのです。
ニ 返せ計算くんの各入力行の構造は、上記のような構造としているのです。
ホ 以上のとおり、返せ計算くんの、表示構造は
(1)過払い金元金は、年月日が入力された該当行に表示された金額です。
(2)しかし、累計利息金は、前行の累計利息金額となるのです。
3 以上のような構造となっているため、入力最終行の過払い金の利息金欄及び累計利息金欄は、常に、空欄となり、金額は表示されないのです。
4 理解して頂けましたか。
旧・返せ計算くんのQ&Aの44
「Q44 過払い金の利息金について
A
1 過払い金の遅延損害金(利息金)は、次の行の入力された年月日までの計算利息金を表示しています。次回の追加借入金との相殺をするためです。
2 次行の入力された年月日までの利息金を計算表示しているのです。勘違いしないで下さい。」
=======================================================================
Q53
BD版で、入力欄を一括Deleteしようとすると、「保護されています」という表示がでてDeleteできないのです。
A
1 縦軸の列毎にDeleteして下さい。
2 できるでしょう!!
=======================================================================
Q52
Windows Vista (Excel2007)で使用すると (このファイルのVBAプロジェクトを開くためには、現在インストールされていないコンポーネントが必要です。詳細については、Microsoft Office Onlineで「VBAコンバーター」と検索して下さい)旨のダイアログが表示され、作動させることができません。
A
マイクロソフトへの問い合わせの結果は、下記のとおりです。
1 上記の問題は、文書番号926−430 という問題である。
2 現在、修正プログラムを開発中である。
3 現在、ダウンロード提供は開始していない。
4 開発中の修正プログラムについては、5つの免責事項に同意することを条件に、サポートオンライン(0120−17−0196)から、個別提供はしている。
開発中のものであるため、トラブル発生の危険性があるので、完成修正プログラムのダウンロード提供の開始を待つことを勧める。
頭脳集団では、マイクロソフトの修正プログラムのダウンロード提供開始を待つことなく、「新・返せ計算くん Ver2000ormore200707」を制作しました。このバ−ジョンのものは、修正プログラムをインストールしなくても、既存のWindows Vista (Excel2007)で正常に作動します。但し、作動環境はExcel2000以上のものがインストールされていることが必要です。
なお、旧バージョンのものをWindows Vista(Excel2007)でご使用になる場合には、一旦使用されるプログラムをWindows XP(Excel2007より以前のバージョンバのExcelがインストールされているコンピューター)などで開き、上書き保存ないし名前をつけて保存する際に、最新バージョンのExcel2000以上のものに変更して保存すれば、その計算書はWindows Vista(Excel2007)で作動します。
=======================================================================
Q51
過払い金がある前提で、計算を開始する方法は??(過払い金がある状態で新規に計算させる方法は??)
A
1 新・返せ計算くんD版及びBD版では、「当初借入金額」欄に、過払い金額をマイナス表示で入力して下さい。例えば −1000000というように。
2 E版の場合には、「引継未払利息金」欄に、過払い金額をマイナス表示で入力して下さい。
3 E版の場合、利息制限法2条計算を組みこんでいる関係から、「当初借入金額」欄に過払い金額をマイナス表示で入力すると、「利息天引きが論理的不能」という警告表示がでてしまいます。この警告表示を無視していいのなら、「当初借入金額」欄に過払い金額をマイナス表示で入力しても差し支えありませんが、、、、、、(機会があればプログラムを組み直しするかもしれませんが、、、)。
=======================================================================
Q50
過払い金の利息金を計算させると、、累計過払い金の金額が異なってくるのですが、、?
A
1 当然ですよね。
2 返せ計算くんの場合、過払い金利息金を計算・表示させると、その後の追加借入金と相殺計算します。
3 従って、追加借入金の金額が異なってくることとなりますので、結果として、過払い金の金額が異なってくるのは当然ですよね。
=====================================================================
Q49
期間計算表示がおかしいのでは?? 1行目だけ1日多く計算表示されているのでは??
A
一
1 民法の期間計算の方法は、原則として、起算日である初日不算入による暦年計算である。
2 他方、消費貸借契約における利息金計算は、最高裁の判例により、原則とてして初日利息金算入であることから、消費貸借契約における利息金計算の場合は、初日算入により期間計算を行うこととなる。
二 従って、消費貸借契約において、利息金計算をする場合、「期間計算」としては
1 民法所定の「初日不算入による期間計算方法」は意味がない。
2 意味があるのは「初日算入による期間計算方法」である。
3 そして、「利息金計算」としては
イ 初日利息金を計算算入するのか
ロ 初日利息金を計算算入しないのか
に意味があることとなります。
三 「返せ計算くん」や「新返せ計算くん」の期間表示は、消費貸借契約の利息金計算において意味のある「初日算入による計算期間」を表示しているのです(民法所定の初日不算入計算期間より1日多く表示されます)。
なお、これは1行目だけの問題ではありません。2行目以降も、前行の翌日が起算日ですから同様の問題があるのです。
四 計算期間の表示といっても、それぞれ目的があるのです。民法所定の期間表示がすべてではないのです。
=======================================================================
Q48
「全期間暦年計算・利率減少変動D版について、債務者氏名を記入できるフォームのもので、計算行数を500行に増設して欲しい」という要望を某法律事務所から頂きました。
A
計算行数を720行に増設した全期間暦年計算・利率減少変動D720版(債務者氏名を記入できるフォームのもの)を制作して、提供させて頂きました。
=======================================================================
Q47
「年365日計算・自由入力・BD版について、計算行数を増設して欲しい」という要望を某法律事務所から頂きました。
A
計算行数計算行数を720行に増設した年365日計算・自由入力・720BD版を制作して、提供させて頂きました。
=======================================================================
Q46
「弁済供託別紙計算書付録2の計算書の計算行数を増設したものが欲しい」という要望を司法書士の方から頂きました。
A
計算行数を720行に増設した特別要望提供版・弁済供託別紙計算書20070206-Ver2を制作し、提供させて頂きました。
=======================================================================
Q45
「利率逆算計算プログラムがついていれば便利」という感想を頂きました。
A
新・返せ計算くん・E版に「年365日計算・元利均等、利率逆算版」というものを収録しています。
これを使用すれば、利率逆算計算も、元利均等弁済計算もできるようになっています。
=======================================================================
Q44
B版、D版、E版、BD版って、何ですか。
A
1 返せ計算くん・の当初作成したものをA版と表現すれば、その後、補正、改善した順番に、B、D、E版と称しています。
2 現在、頒布しているものは、D版(5種類計算方式)、E版(年365日計算のみ)、BD版(5種類計算方式)です。
3 C版は特殊な形態のものであったので頒布に適さないものであり、当初のA版やB版は計算プログラム部分が煩雑なものであったので補正等は中止しました。D版以降のものは、計算プムログラム部分が以前のものと全く異なる新しいものです。
4 ただ、「年と月日を別のセルに入力するタイプ」のB版の方が使いやすかったという購入者の方がおられましたので、D版を補正して、「年と月日を別のセルに入力するタイプのもの」を制作し、BD版として頒布しています。
5 従って、制作日時が最も新しいものは、BD版ということになります。
=======================================================================
Q43
BD版−制作完了
A
1 B版(年と月日を別のセルに入力するタイプのもの)の方が使い易いという意見を複数の人から頂きました。旧B版を使用しているとのことでした。
2 D版を補正して、「年と月日を別のセルに入力するタイプのもの」を制作しました。
3 BD版として、26日から、購入者にダウンロード提供予定。For Excel2000 or more用です。Ver2
20061026日以降は、CD版にも焼き付けます。
−全期間暦年計算BD版・端数期間2月29日計算BD版・端数期間暦年計算BD版・端数期間365日計算BD版・年365日計算BD版−試作完了
4 BD版が、20061022 現在、最新版ということになります。
5 入力方法
当初借り入れ年月日
−単純にひとつのセルに、年、月、日を/で挟んで、半角英小で入力する。
例 2006/1/25 2006/12/10 2006/10/20
弁済年月日
−年 半角英小で入力する。 例 2000 2006 2005
−月日 半角英小で入力する。 月に続けて日を入力する(日は2桁入力する)
例 12月25日 1225
1月3日 103
10月5日 1005
6 確かに、Excelのコピー入力、連番入力を併用すると、入力し易いです。
7 旧版のB版を使用しておられる方は、BD版を使用して下さい。
======================================================================
Q42
利率を変動させる場合の注意点は何ですか。
A
1 利率を変動させる日の"前日"を弁済年月日欄に必ず入力して下さい。
2 利率を変動させる日の"前日"で、一旦区切るのです。
3 利率は、利率を入力した行の前の行に入力された日付の翌日から利率が入力された日までの利息金計算に使用される構造になっています。
4 前日を入力しない場合、前行に入力された日の翌日から、利率が変動してしまいます。
5 前日の日を入力することにより、新利率が入力された日から新利率が適用されることとなるのを理解して頂けるでしょう。
=======================================================================
Q41
貸金業者の一部らが採用している「弁済日当日の利息金不算入計算」はどうすればいいのですか。
A
1 (弁済日前日を入力し)弁済日前日まで、利率入力をしておき
2 弁済日当日の利率入力欄に「0」を入力する。
=======================================================================
Q40
返せ計算くん・プログラムの選択(=よく問い合わせを受ける質問です)
A
1 新・返せ計算くん・D版フォルダには、年利計算の5種類の自由入力計算書が収録されています。
2 東京・大阪地裁債権執行部に提出する債権届け出計算をする場合には、「端数期間暦年計算書」を使用して下さい。
3 法務局関連で、反復・追加借入、弁済計算をする場合には、理論上正当な「端数期間2月29日計算書」を使用して下さい。
2 貸金業者など相手方採用の計算方法の選択(全期間暦年計算を採用している場合が多い)がじゃまくさい場合には、相手方に最も有利な(相手方が計算方法について異議を述べられない)年365日計算書を使用して下さい。
この場合には、D版よりも、入力補助コマンドが多いE版を使うと便利です。
=======================================================================
Q39
返せ計算くん・プログラムの破壊??
A
1 ユーザーの方から、返せ計算くんの計算式上、あり得ない計算数値を印刷したものの送付を受けることがあります。
2 白地の入力部分のセルを移動させると計算式が破壊されます(セルの移動は禁忌)。
3 改めてHPから、返せ計算くんをダウンロードをしてもらいました。正常計算が可能となっています。
4 「あり得ない計算結果」が表示された場合、あなたはあなたご自身が気づかれないときに誤ってセルを移動させ計算式を破壊してしまっている可能性があります。
改めてHPから、返せ計算くんをダウンロードをして下さい。
5 通常の入力操作をしている場合にセルを移動させるという誤操作は考えられません。推測ですが、入力数値をコピー&貼り付け操作されるような場合に誤操作が起き得るのではないでしょうか。
=======================================================================
Q38
返せ計算くん・D版やE版で、入力ミスというエラー表示がなされないのに、計算行の途中から計算しません。
A
1 入力ミスです。
2 計算不能となっている計算行の年月日の入力を一度Delete抹消したうえ、再度、年月日をゆっくりと入力してみて下さい。
3 年月日を入力する際、キーボードのタッチミスで、「、」とか「.」が余分に入力されている場合があります。
=======================================================================
Q37
利息天引き計算の構造はどのようになっていますか。
A
1 受領金額入力欄に、数値を入れると、利息制限法2条に従った計算を自動的に行います。
2 第1回目の弁済日までの日数で、受領金額を基準として、制限利率で計算します。
3 「受領金額欄」を、空白=Delete抹消、しておくと、通常の元利金計算をします。
=======================================================================
Q36
日付、金額等入力後に、行を挿入・削除する方法は、コピーして貼付以外にないのでしょうか。
コピーして貼付ようとすると、シートの保護解除を要求されますが、パスワードが必要なようです。パスワードをお教えください。
A
1 操作ミスです。
2 日付、金額欄など入力可能な場所については、シートの保護はしていません。
3 例えば、回数欄(=ここはシート保護しています)をも含めて、コピー操作をしておられませんか?
4 日付、金額欄などの入力欄のみの数値を一括コピー、貼り付けして下さい。
=======================================================================
Q35
計算後、数値を変更して再計算させようとすると、パスワード入力指示がでますが?
A
1 操作ミスです。
2 返せ計算くんで、「計算させる」、「再計算させる」場合に、パスワードの入力指示はありません。
3 ひょっとしたら、アクティブセルを入力できないセルにあわせたままで、数値を入力しようとされていませんか?
計算させるために、エンターキーを押すと、アクテイブセルは移動しているのですよ。
アクティブセルを、元の白地の入力場所にあわせて、数値を入力して下さい。エンターキーを押せば計算完了しています。
=======================================================================
Q34
月払い金額の「実質支払い金額」計算はどうすればいいのですか
A
1 例として、5年間月7000円支払い、365日計算・E版で計算してみましょう。
2 E版で固定入力5年のボタンをクリックして、5年間の支払い年月日を自動入力します。
3 当初借入金額欄に「0」と入力し、第一回弁済金額欄に「7000」と入力し、「1行目と同額弁済」ボタンをクリックします。これで計算完了しています。遅延利率を「5」%と入力してみましょう。
4 5年後の60回目の行を見て下さい。
イ 支払い元金合計金額が、過払い金額欄に表示されています。
ロ 59行目の遅延利息金合計が、実質支払い利息金相当金額です。
ハ イ及びロを合計した金額が、実質支払い金額相当額となります。
=======================================================================
Q33
ときどき、「マック+エクセル」で作動するのか、という質問を受けます。
A
1 「Win+エクセル」仕様です。
2、「マック+エクセル」での作動確認はしていません。作動するのかもしれませんが、作動については関知しません。
3 計算書自体は、「マック+エクセル」でも作動するという報告を受けたことがありますが、確認していません。従って、「マック+エクセル」ご使用の方は、自己責任で、購入の可否をお決め下さい。「マック+エクセル」でのご質問等は一切お断りします。
4 「マック+エクセル」の場合、自動解凍・インストーラーが作動しないのではないかと推測しています。その正否はしりません。
従って、「マック+エクセル」ご使用の方が、購入しようとされる場合には、「私の本屋さん」に特別に依頼して、解凍済みの計算書をCDに焼き付けたものを入手する必要があるでしょう。「私の本屋さん」が、このような特別の注文に応じて頂けるか否かは、しりません。
=======================================================================
Q32
相手である消費者金融業者の計算方法にあわせて計算方法を選択するのはじゃまくさいです。何か、いい方法ないですか。
A
1 年365日計算書を使用して下さい。
2、この計算方法は、貸し主に最も有利な計算方法なので、相手は、計算方法について異議を言えないでしょう。
=======================================================================
Q31
読みとり専用の属性を変更し、上書き保存=更新を可能とする方法について
A
1 エクスプローラで、kaeseフォルダの中に収録されている計算書を表示させる。
2、変更したい計算書にマウスをあわせ、右クリックする。
3 プロバティを左クリックし、下段にある「読みとり専用」につけられているチェックをはずし、OKをクリックする。
4 読みとり専用の属性が解除され、上書き保存=更新が可能になっています。
=======================================================================
Q30
弁済総額と弁済回数のみから、制限利率への引き直し計算方法について
A
0 採用したい計算方法の返せ計算くんを作動させて下さい。
1 弁済総額(例、250万円)を弁済回数(例、96回)で割り算して、一回あたりの弁済金額(250万/96=26041)を計算して下さい。
2 96回の弁済金額欄に1の数値を入力して下さい。
3 借入日時と96回の弁済日時を入力して下さい。
4 利率を29.2%と入力して下さい。
5 当初借入金額は、適当に、例えば100万円と、暫定的に入力しておいて下さい。
6 この状態で、セルを96回目の元利合計金額欄にあわせて下さい。
7 上段ツールのゴールシークをクリックし、中段に「0」と入力し、下段に当初借入金額の入力されているセル=C11と入力し、OKをクリックして下さい。
8 96回目の元利合計金額が「0」となり、当初借入金額が変動したでしょう。
9 この状態で、利率を18%に変更し、遅延利率(法定果実利率)を5%と入力して下さい。
10 制限利率への引き直し計算(過払い金額計算)が完了です。
11 例えば、96回目の元利合計金額が「0」ではなく、例えば3500円としたいのなら、上記7記載で、中段に「3500」と入力すればいいのです。
======================================================================
Q29
データー(計算結果の)保存について
A
1 計算結果を保存するとPCの容量が減少していく。何か、いい方法がないのか、という質問がありました。
2 計算結果の数値等のみをデーターとして保存し、再計算させる場合には、保存した数値等のデーターを貼り付けるという方法をとれば、PCの容量を消費するということはありません。
3 著者の事務所においても、上記のような方法を採用しています。
======================================================================
Q28
データー(計算結果の)メール送信について
A
1 計算結果を本店と営業所間で、メール送信するについて、容量が大きくなる。
2 いい方法がないのか、という質問を受けました。
3 本計算書の計算結果をメール送信しょうとすると、Excelファイル全部が送信されることとなり、容量が大きくなります。
4 解決方法としては、次の方法しかないと考えています。
イ 本店及び営業所の両方に、本件プログラムを設置する。
ロ データー送信の方法は、計算結果の数値のみを、例えばテキスト形式で送信し、受信側で、本件プログラムに貼り付ける。
ハ 一見、煩雑なように見えますが、「コピーand 貼り付け」のテクニークを利用すれば、ワンタッチで可能と思います。
======================================================================
Q27
現在収録している「年365日計算書」と「端数期間年365日計算」について
A
1 「年365日計算書」は、「365日を1年として計算する」構造になっています。
2 年単位を除く端数期間のみ365日計算をする「端数期間年365日計算書」をダウンロード追加提供しています。
3 上記二種の計算構造の差異は、計算期間のなかに「閏年の1月1日から12月31日までの期間が、まるまる入っている場合」に発生します。
上記の年365日計算書の場合、端数期間年365日計算と比較し、利息金計算が1日分多く計算することとなります。
計算期間が、1年未満であったり、1年を越えても上記期間が入っていない場合には、差異はでません。
======================================================================
Q26
過払い金の利息金について
A
1 過払い金の遅延利息金は、次の行の入力された年月日までの計算利息金を表示しています。次回の追加借入金との相殺をするためです。
2 次行の入力された年月日までの利息金を計算表示しているのです。勘違いしないで下さい。
======================================================================
Q25
入力年月日、金額の別計算書への移記の方法について
A
1 移記したい年月日、金額を、列毎に一括でドラッグ、コピーして下さい。
2 貼り付けたい別の計算書の1回目(1行目の上端)にマウスを合わせ、貼り付けて下さい。
3 全部が該当欄に貼り付けられたでしょう。
======================================================================
Q24
期間の表示と初日不算入について
A
1 計算表記載の年日の期間表示は、「期間の表示」をしています。
2 初日不算入コマンド「1」を入力しても、日数表示はかわりません。
3 しかし、利息金計算は、コマンドどおり、初日不算入で計算しています。計算表に計算表示される「期間表示」は、利息金計算期間ではなく、純粋な「期間の表示」です。
======================================================================
Q23
年月日、数値入力後の、行の挿入、削除はどうすればいいのですか。
A
1 年月日、数値入力後の、行の挿入、削除をするための特別の機能はついていません。
2 入力し直すか、挿入、削除したい行以下の入力済み年月日、数値を一括コピーして、貼り付ける等の操作をして下さい。慣れれば、簡単に、挿入、削除が可能です。
3 2記載の意味が理解困難な方は、エクセルを使える人に、尋ねて下さい。
4 絶対にセル自体の移動操作はしないで下さい。計算式が破壊されます。
5 操作例
(例えば、入力ずみの8行目を削除したい場合)
イ 9行目以下の入力ずみの年月日と入力金額を、一括してコピー操作
ロ そのコピー操作した一括分を、8行目から貼り付ける
ハ これで、8行目は削除されています
(例えば、8行目と9行目の間に、行を挿入したい場合)
イ 9行目以下の入力ずみの年月日と入力金額を、一括してコピー操作
ロ そのコピー操作した一括分を、10行目から貼り付ける
ハ 間の9行目に、入力したい年月日と数値を入力し直す
ニ 挿入計算できているでしょう!!
6 一括コピーの方法
一括コピーしたい範囲をマウスでドラッグ反転(色を変える)させ、編集コピークリックして、貼り付けたい範囲の一番上、左端のひとつのセルにドラッグして貼り付ける。慣れれば、極めて簡単です。
=======================================================================
Q22
同日の、追加借入、弁済入力の方法について。
A
1 「返せ計算くん」の場合、同日の追加借入、弁済については、1行に入力して下さい。
2 2行にわたって、同日入力すると計算しません。計算構造がそのようになっています
3 同日に、数回にわたり、弁済や追加借入をした場合には、弁済金額を合算し、また追加借入金を合算して入力するようにして下さい。
合算入力する合理性は、通常の貸金の場合、「日単位」で利息金計算するのが通常であり、また「特段の合意がない場合には、日割計算すべし」という最高裁の判例の趣旨にも合致しています。
4 参考
「元利計算くん」の場合には、数行にわたり、同日入力しても計算します。
「元利計算くん」で、全期間暦年計算をする場合には、閏年選択入力欄に「1」を入力して下さい。
「返せ計算くん」と「元利計算くん」とで、上記のように異なるのは、計算構造とプログラム上の差違によります。
=======================================================================
Q21
過払い金ある場合に、追加借受した場合の計算はどうなっているんです。
A
1 東京高裁の判例と同様の方法を採用しています。
2 上記、「書籍・消費者金融金利計算の実務」の補追覧を参照して下さい。
=======================================================================
Q20
利息金加算過払い金返還請求の計算の仕方は、どうするんです。
A
1 例えば、自由入力版で、遅延損害金表示コマンドに「1」を入力した状態で、弁済金額、追加借受金額等を入力します。
2 最終の弁済ないし追加借受をした時点における「過払い金」表示欄の金額が、過払い金返還請求訴訟の返還請求元本金額となります。
3 2記載の金額を請求の趣旨の請求元本金額とし、同日の翌日から支払い済みまで、年5分の割合による利息金の請求をすればいいのです。
4 当該行までの分を印刷すればいいでしょう。
=======================================================================
Q19
「元利計算くん」の閏年選択「1」(現バージョン・過払金利息金加算機能なし)で計算した計算結果と、「返せ計算くん」で計算した計算結果とでは、約1年間にわたる計算で、返せ計算くんの計算結果の方が、合計「1円」多く計算されるのですが。
A
1 両方の計算書は正しく計算しています。
2 約1年間の計算で約1円の誤差がでるのは、両計算書の計算構造の差によるものです。
3 強いて言えば、1円多い、返せ計算くんの計算結果の方が正しいでしょう。
=======================================================================
Q18
利率逆算計算って、どんなときに使うのですか。弁護実務で必要ですか。
A
1 必要です。
2 消費者金融業者との折衝のなかで、相手方金融業者から、債務完済する場合の内容として「弁済開始日、各弁済日、1回あたりの弁済金額、最終回の弁済金額」のみの連絡を受けたことはないですか。
3 2記載の連絡のなかに、「計算利率」の記載が欠落している場合があるのです。
4 元利均等弁済の場合も、ボーナス加算弁済のような場合もあります。
5 このような場合に、消費者金融業者の採用した「計算利率」を把握するようなときに使用するのです。
6 必要なことが理解して頂けましたか。
=======================================================================
Q17
「返せ計算くん」の入力に便利なエクセルの機能、教えて下さい。
A
1 コピー入力
コピーしたいセルにアクティブセルをあわせ、そのセルの右下端に表示される+のマークを下方に、ドラッグ(押し続けて、引っ張る)すれば、コピー入力されます。
2 連番入力
連番入力する最後のふたつのセルをドラッグして色を反転させ、下の位置にあるセルにアクティブセルをあわせ、そのセルの右下端に表示される+のマークを下方に、ドラッグ(押し続けて、引っ張る)すれば、連番入力されます。
=======================================================================
Q16
「新・返せ計算くん」を直ぐ起動できるようにショ−トカットをディスクトップにつくりたいのですが。
A
1 「スタート」→「プログラム」→「エクスプローラ」をダブルクリックして、エクプローラを起動する。
2 「新・返せ計算くん」をインストールしたハードのなかの「newkaese」という名称のフォルダをクリックする。
3 その中の例えば「新・返せ計算くん・自由入力・D720版」というサブフォルダをクリックする。
4 計算書が収録されているでしょう。
5 例えば、その中の「端数期間2月29日計算・自由入力・D720版」のシートカットをつくる場合
イ 「端数期間2月29日計算・自由入力・D720版」にマウスをあて、右クリックする。
ロ ショートカットの作成を左クリックする。
ハ ショートカットができたでしょう。
ニ そのエクスプローラの画面の右上の×印の左の正方形様のものの表示がある部分をクリックする。
ホ エクスプローラの画面が小さくなり、背景にデイスクトップ画面が見えるでしょう。
ヘ さきほどつくったショートカットにマウスを合わせ、左クリックを押したまま引きづったまま、デイスクトップ画面にまで、移動して、マウスを放す。
ト ディスクトップにショートカットができています。
=======================================================================
Q15
自由入力計算版は、全項目が自由に入力できますが、他面、入力がじゃまくさいです。
A
1 だからこそ、欄外上段に入力補助コマンドを設置しているのです。
2 「1回目弁済金額と同額入力」コマンドをクリックすれば→240回ないし720回の弁済金額欄に1回目と同額の弁済金額が自動入力され、数秒で計算終了するでしよぅ。
3 「1回目追加借入金額と同額入力」コマンドをクリックすれば→240回ないし720回の追加借入金額欄に1回目と同額の追加借入金額が自動入力され、数秒で計算終了するでしよぅ。
4 「1回目利率欄と同利率入力」コマンドをクリックすれば→240回ないし720回の利率欄に1回目と同利率の利率が自動入力され、数秒で計算終了するでしよぅ。
5 後は、エクセルが持っているコピー入力操作を利用するなどして、必要な補正入力をすればいいのです。
=======================================================================
Q14
過払い金の利息金とは、何ですか。
A
1 民法704条所定の「利息金」のことです。
2 「新・返せ計算くん」では、便宜上、利息金という名称を用いているのです。
3 過払い金について言えば、正しくは「民法704条所定の利息金」なのですが、金利計算における利息金と区別する意味で、「過払い利息金」という項目表示を、本計算書のなかでは便宜上使用しているのです。
=======================================================================
Q13
初日利息不算入コマンドに「1」を入力した場合の計算構造、教えて下さい。
A
1 初日利息不参入コマンドに「1」を入力した場合、当初の借入金及び追加借入金の両方とも、初日不算入計算をします。
=======================================================================
Q12
エクセルのバージョンは、どれでも差し支えないのですか。
A
1 エクセル97以上のバージョンのご使用をお勧めします。
2 エクセル95を使用した場合、機能制限やバグが原因と思われる誤作動が生じることがあります。
=======================================================================
Q11
逆算計算の方法が、わかり難いのですが。
A
1 逆算計算は、何回目かの弁済により、元利金合計を「0」にすることであることは理解できますね。
2 その「0」にしたい元利合計欄に、アクテティブセルをあわせるのです。
3 そして、計算書上段、欄外に記載してある手順をとって下さい。
4 アクティブセルをあわせた元利合計金額が「0」になるとともに、求めたい弁済金額ないし利率が逆算計算されているでしょう。
5 この手順を踏む場合、アクティブセルをあわせ元利合計金額を「0」にする元利合計金額欄が0以上の数値になっていることを確認してから行って下さい。
6 最初から「0」になっている場合には、逆算計算しません。
=======================================================================
Q10
2079年以降、計算表示しません。
A
1 Excel95を、お使いですね。
2 Excel95の場合、入力されているシリアル値は2078年までです。
3 Excel97以上のExcelを、ご使用下さい。
4 計算したでしょう。
=======================================================================
Q9
理論的には問題ある全期間暦年計算を訴訟で使用する場合の留意点はなんですか。
A
1 貸金業者を相手とする訴訟の場合、相手方が使用している計算方法を使用した方が、実質的な紛争解決には早いです。
2 理論的に正当な方法と全期間暦年計算を比較しても、通常の貸金争い程度の金額では、それほど金額的な差違はでません。
3 また、弁論主義が支配する民事訴訟において、原告と被告が一致した計算方法を採用している場合(数値の採用)、裁判所はこれに介入しないはずです。
4 結局、訴訟の場と弁済供託の場では、異なった計算方法を使用することとなりますが、実務上の取り扱いの差違、便宜ということで、やむを得ないでしょう。
==================================================================
Q8
記載してある手順どおりにインストールしたのですが、「newkaese」という名称のフォルダがつくられていません。
A
1 つくられています。
2 旧式のPCの場合、Windowsを再起動しないと表示されない場合があります。
3 Windowsを再起動して下さい。
4 表示されたでしょう。
=======================================================================
Q7
WinXpを使っていますが、計算書が開きません。
A
1 セキュリテイ設定が「高」のままでは、本件プログラムは作動しません。
2 本件プログラムは、マクロを使用しているからです。
3 Xpはセキュリテイ設定が「高」に設定されて出荷されているようです。セキュリテイ設定を「中」に設定変更して下さい。
4 作動したでしょう。
=======================================================================
Q6
閏年判定はしていますか。
A
1 正確にしています。単に「4で割り切れる年度」ではないですよ。グレゴリオ暦 (Gregorian calender) を採用しています。
2 例えば、「年365日計算・E版」で1回目の弁済月日を、任意の月の末日を入力したうえ、固定入力コマンドを使用してみて下さい。
3 正確に閏年判定をしていることがわかるはずです。2月の欄を見ていって下さい。閏年の場合には「29」日が表示されているでしょう。
=======================================================================
Q5
数値を入力したのですが、計算しないのですが。
A
1 数値を入力しただけでは計算しません。
2 入力したセルから、違う場所=セルに、アクティブセルを移動させ、Enter実行して下さい。
3 計算したでしょう。
=======================================================================
Q4
エクセルの各種の機能は、使えるのですか。
A
1 使えます。
2 例えば、自由入力計算版を使い
1 弁済金額欄に、既に入力された弁済金額のセルの右下端にマウスをあわせ、下にドラッグさせれば、コピー入力が可能です。
=======================================================================
Q3
セルを移動すると、おかしくなりました。
A
1 セル自体の移動はやめて下さい。
2 白地の入力部分は保護していませんので、セルの移動が可能です。
3 しかし、セルを移動させると計算式が破壊されてしまいます。セルの移動は禁忌です。
4 セルを移動させてしまった場合には、再度、CDロムから計算書をインストールして下さい。
セルを移動させた計算書は使用できません。正確な計算をしない場合があります。
=======================================================================
Q2
元号入力はできないのですか。
A
「返せ計算くん」は
1 西暦入力のみです。
2 そのため、西暦換算プログラムを各プログラムの右上につけています。
3 西暦入力のため、入力期間に制限はありません。
4 (元利計算くんは、平成元年から平成100年までという制限がありました)
5 但し、Excel95の場合、シリアル数値が2078年までしか入力されていないため、返せ計算くんも、2078年までしか計算しません。
=======================================================================
Q1
「新・返せ計算くん」と「元利計算くん」との違いを教えて下さい。
A
「元利計算くん」は
1 計算方式が「貸付日基準説」に従っています。
2 そして、「年365日計算」、「全期間暦年計算」及び「抽象的2月29日計算(端数期間2月29日計算 )」の選択を可能にしています。
「新・返せ計算くん」は
1 計算方式が「計算単位説」に従っています。
2 そして、年利5種類の計算方式のものすべてを収録しています。
3 過払い金が生じている場合、次回の借入金との相殺計算について、単に過払い金のみならず、その過払い金に遅延利息金を加算して相殺計算することも可能です。