「返せ計算くん」・Q&A   2005/4/4加筆
  (含む・弁済供託別紙計算書)              
                                          B&P(株) 頭脳集団
 「返せ計算くん」のQ&Aを連載していきます。
 
 
↓↓↓↓必ず↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ここを↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓読んでください↓↓↓↓
 
最新版、追加版、新・返せ計算くんのダウンロードページ
    http://www.ofours.com/books/03/ ←←←←←←←←このページの下の方にあります。
 購入時期を問わず、必ず、最新版、追加版及び新・返せ計算くん・D、E版を(3つ全部を)ダウンロードして、インストールしたうえご使用下さい。
 最新・追加版をインストールせず、質問される方が多いです!!
 (ダウンロードしてインストールすると、自動的に上書き保存されるようにプログラム設定されています)
 
↑↑↑↑↑必ず↑↑↑↑↑ダウンロード↑↑↑↑↑して下さい↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
 
 
   不具合の補正や改善版を提供しています。経過(最新リリース内容など)→→→→http://www.zunou.gr.jp/hattori/kaizen.htm
   「収録計算書一覧」→→→http://www.zunou.gr.jp/hattori/syuroku.htm  
  「返せ計算くん・特別要望提供版」→→→ tokubetu.htm      
   参考・「頭脳集団・制作頒布計算書一覧」→→→ http://www.zunou.gr.jp/itiran.htm
   「貸金参考判例など」は→→→http://www.zunou.gr.jp/hattori/hotui.htm
          「各種計算書・計算構造説明」→→→http://www.zunou.gr.jp/kouzou.htm
Q&A
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Q&A−記載終了
  返せ計算くんQ&Aの記載を終了します。
   「新・返せ計算くん」Q&Aに一本化します。
 
   「新・返せ計算くん」Q&Aは   ↓↓
                   http://www.zunou.gr.jp/hattori/shinqa.htm
 
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Q80−最新版のダウンロードをされない人がいる!!
  書籍付録CDのインストールのみをする人がいる。
A
1 いつ購入されようが、必ず最新版のインストール・上書き保存をして頂くようにアナウンスしているのですが、最新版のインストールをされない方がおられます。
2 販売HPから、必ず最新版のインストール・上書き保存をして下さい。
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Q79−印刷と印刷ボタン
 計算書に設置してある印刷ボタンをクリックしてもうまく印刷できないのですが
A
1 ツール・ファイル・印刷範囲などを選択して、ご自分で、お好きなように印刷範囲、印刷ページ枚数等の設定をして下さい。
2 設置してある印刷ボタンは、1枚しか印刷しません。
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Q78−過払い金利息金と複利計算?
 複利計算では??
A
1 返せ計算くんの過払い利息金計算の構造を理解されない方がおられるようです。
2 複利計算などしていませんよ。よく見て下さい。
3 過払い金や過払い利息金が残っている場合、次の追加借入金は、過払い利息金、そして過払い金の順番に、自動的に相殺計算されるのです。
4 過払い利息金残高を上回る追加借入がなされた場合、過払い利息金残高は、一旦、ゼロになるのです。よく考えて下さい。
5 どうしても理解できないのなら、次のように入力してみて下さい。
イ 連続した日時を入力する。
ロ 前日の過払い金利息金額と同額の追加借入金を連続入力する。
ハ 弁済金額欄には入力しない。
ニ これで、複利計算などしていないことが一目瞭然に理解して頂けるでしょう。
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Q77−再、再掲載!!
 「♯NUM!」の表示がでて、その後の計算ができません。
A
 この場合、年月日の入力が時間的に逆転されて入力されています。
 入力した年月日欄を、注意して、再度、見て下さい!!
 年度、月又は日の入力が時間的に逆転して入力されています。よく見て下さい!!
 このような質問が結構あります。ご注意下さい!!
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Q76
 計算行数が不足する場合、どうすればいいのですか。
A
 参照
 http://www.zunou.gr.jp/hattori/tokubetu.htm
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Q75
 「返せ計算くん」で「別表計算くん」のような計算は、どうすればいいのです。
A
1 別表計算くんは「弁済日当日の残元金計算について、弁済日当日の利息金加算をせず、弁済日当日の残元金についての利息金は計算する」という構造です。
 従って、弁済すべき金額を計算させる場合には、弁済日の1日前の日を入力すればいいのです。
2 ただ、中間弁済金(債務全額を弁済するに足りない金額の弁済)がある場合には、その中間弁済日の計算が若干異なります。 
3 興味があれば、別表計算くんが付録でついている「貸金業法施行規則別表算式」という書籍を購入してみて下さい(連休明けに発売予定です)。
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2005/4/3日付バージョンアップ版・補正中
 2005/4/3日付バージョンアップ版に一部、不具合があります。現在、補正作業中です。
 050410バージョンアップ版で、補正完了しています。
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Q75
 「別表計算くん」って、なんですか。「返せ計算くん」との違いは、なんですか
A
 別表計算くんは
1 民法が、本来想定している期間日数計算を採用した貸付日基準構造の計算書です。
2 多くの計算書に見られるような単なる総日数表示ではなく、当初貸付日からと、計算期間初日からの、年数及び日数が並列表示されています。
3 このような理由から、注意してこの計算書を使うと、利息金計算における年数計算、日数計算のマジックが理解できるようになるでしょう。
4 貸金業法施行規則別表の算式に準拠した計算書です。弁済当日の弁済充当前の元利金計算においては、弁済日当日の利息金を考慮せず、弁済充当後の元利金計算においては弁済日当日の利息金を計算加算します。
5 試作版なので、過払い金についての利息金加算機能はついていません。計算行数も240行です。また、計算単位構造ではありません。従って、「返せ計算くん」の範疇には入らないのです。
6 将来、過払い金についての利息金加算機能がついた、計算行数720行の、「新・返せ計算くん・F版」に進化、発展させる予定です。
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Q74
 B版の利率変動版の仕組み、構造を教えて下さい。
A
1 利率変動版は、計算書に設置してある「追加借入ある場合のみ利率を変動させる」コマンドに 1 を入力すると、追加借入がある場合には、準消費貸借契約を締結したものとして、新利率を適用します(利率が変動する場合と変動しない場合があります)。
2 上記コマンド 1 を削除、抹消した場合には、追加借入の有無にかかわらず、利率は変動しません。
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Q73
 利率を変動させる場合の注意点は何ですか。
A
1 利率を変動させる日の前日を弁済年月日欄に必ず入力して下さい。
 例えば、2005/2/10で利率を変動させる、新利率を入力しようと思われるのなら、その前日、2005/2/9という日を弁済年月日欄に入力しておく必要があるのです。
2 利率を変動させる前日で、一旦区切るのです。
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Q72
 貸金業者の一部らが採用している「弁済日当日の利息金不算入計算」はどうすればいいのですか。
 (貸金業法施行規則別表の計算)
A
1 (弁済日前日を入力し)弁済日前日まで、利率入力をしておき
2 弁済日当日の利率入力欄に「0」を入力する。
3 計算を続行させる場合には、弁済日翌日から再度利率を入力する。
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Q71
 最近、購入したばかりなのに「最新版」、「追加版」、「新・返せ計算くん」などのダウンロードをしなければならないのですか。
A
1 3つ全部を、ダウンロードをして下さい。
2 返せ計算くんは、制作刊行して以降、既に1年以上経過しています。現在も、販売中の書籍プログラムのなかには、当初、制作したものがあります。
3 制作順に記載しますと
イ CDロムに収録した当初の、返せ計算くん
ロ ダウンロード提供しています最新版
ハ 最新版を、より改善した追加版(B版など)
二 新・返せ計算くん
ホ 特別提供版など
4 以上の経過ですので、購入してCDロム版をインストールされたなら、直ちに、「最新版」、「追加版」、「新・返せ計算くん」をダウンロードして欲しいのです。
5 圧縮版の書庫がダウンロードできますので、ダブルクリックしたうえ、インストールして頂ければ、自動的に上書き保存をして、新しいものに入れ替えるようにプログラムされています。
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Q70
 返せ計算くん・「特別提供版(http://www.zunou.gr.jp/hattori/tokubetu.htm)」は、特別に制作依頼した人だけ貰えるのですか。私も欲しいのですが・・
A
1 返せ計算くんを購入された方なら、どなたでも、差し上げます。
2 特別要望提供版は、特殊な計算書で一般的なものとは言えないものなので、ダウンロード提供していないだけです。
3 上記URLに記載しましたとおり、頭脳集団の担当者である斉藤徹あて、「送付要請」をして頂ければ、添付ファイルで送信提供させて頂きます。
4 上記URLに記載しました送付を求められる特別提供版のNOを明記して下さい。
5 最近、新・返せ計算くんについても、計算行数を720行にしたものが欲しい、という要望もありましたので、計算行数を720行にしたものも、特別提供版として制作しています。
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Q69
 返せ計算くん・プログラムの選択(=よく問い合わせを受ける質問です)
A
1 新・返せ計算くん・D版フォルダには、年利計算の5種類の自由入力計算書が収録されています。
2 東京・大阪地裁債権執行部に提出する債権届け出計算をする場合には、「端数期間暦年計算書」を使用して下さい。
3 反復・追加借入、弁済計算をする場合には、理論上正当な「端数期間2月29日計算書」を使用して下さい。
2 貸金業者など相手方採用の計算方法の選択(全期間暦年計算を採用している場合が多い)がじゃまくさい場合には、相手方に最も有利な(相手方が計算方法について異議を述べられない)年365日計算書を使用して下さい。
 この場合には、D版よりも、入力補助コマンドが多いE版を使うと便利です。
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Q68
 返せ計算くん・プログラムの破壊??
A
1 ユーザーの方から、返せ計算くんの計算式上、あり得ない計算数値を印刷したものの送付を受けました。
2 白地の入力部分のセルを移動させると計算式が破壊されます(セルの移動は禁忌)。
3 改めてHPから、返せ計算くんをダウンロードをしてもらいました。正常計算が可能となっています。
4 「あり得ない計算結果」が表示された場合、あなたはあなたご自身が気づかれないときに誤ってセルを移動させ計算式を破壊してしまっている可能性があります。
 改めてHPから、返せ計算くんをダウンロードをして下さい。
5 通常の入力操作をしている場合にセルを移動させるという誤操作は考えられません。推測ですが、入力数値をコピー&貼り付け操作されるような場合に誤操作が起き得るのではないでしょうか。
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Q67
 返せ計算くん・D版やE版で、入力ミスというエラー表示がなされないのに、計算行の途中から計算しません。
A
1 入力ミスです。
2 計算不能となっている計算行の年月日の入力を一度Delete抹消したうえ、再度、年月日をゆっくりと入力してみて下さい。
3 年月日を入力する際、キーボードのタッチミスで、「、」とか「.」が余分に入力されている場合があります。
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Q66
 返せ計算くん・D版を使用しているのですが、計算行の240回は追加できるのでしょうか。
A
1 計算行の追加はできません。
2 240回以上の行数が必要な場合には、B版を使用して下さい。B版は60年、720回の計算行を設けています。
3 なお、240回目で過払い金はなく、残元金や未払い利息金残金がある場合には、D版やE版においても、未払い利息金残金を引継未払利息金欄に移記し、未払い元金を当初借入金に移記して、計算を続行させるという方法も可能です。
 この場合には、移記する前に、一度印刷をしておいた方がいいでしょう。 
 入力注意事項
イ 240回目の数値を上記のとおり移記入力する。
ロ 240回目と同日を貸付日として入力する。
ハ この移記入力した場合、貸付日利息金不算入コマンド「1」を入力する−そのようにしないと、240回目の日の利息金を二重に計算してしまうこととなります。
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Q65=Q9の再掲載
 WinXpを使っていますが、計算書が開きません。
A
 セキュリテイ設定が「高」のままでは、本件プログラムは作動しません。
2 本件プログラムは、マクロを使用しているからです。
3 Xpはセキュリテイ設定が「高」に設定されて出荷されているようです。セキュリテイ設定を「中」に設定変更して下さい。
4 エクセルを開き−ツール−オプション−セキュリティ−マクロセキュリティ−「中」にチェックをつけ直して−ウィンドウズを再起動させる。
5 作動したでしょう。
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Q64=Q10の再掲載
 記載してある手順どおりにインストールしたのですが、「kaeae」という名称のフォルダがつくられていません。
A
 つくられています。
2 旧式のPCの場合、Windowsを再起動しないと表示されない場合があります。
3 Windowsを再起動して下さい。
4 表示されたでしょう。
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Q63
 利息天引き計算版の構造はどのようになっていますか。
A
1 受領金額入力欄に、数値を入れると、利息制限法2条に従った計算を自動的に行います。
2 第1回目の弁済日までの日数で、受領金額を基準として、制限利率で計算します。
3 E版も同様の構造になっています=受領金額欄に数値を入力すると、利限法2条計算をします。
4 「受領金額欄」を、空白=Delete抹消、しておくと、通常の元利金計算をします。
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Q62
 日付、金額等入力後に、行を挿入・削除する方法は、コピーして貼付以外にないのでしょうか。
 コピーして貼付ようとすると、シートの保護解除を要求されますが、パスワードが必要なようです。パスワードをお教えください。
A
1 操作ミスです。
2 日付、金額欄など入力可能な場所については、シートの保護はしていません。
3 例えば、回数欄(=ここはシート保護しています)をも含めて、コピー操作をしておられませんか?
4 日付、金額欄などの入力欄のみの数値を一括コピー、貼り付けして下さい。
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Q61
 計算後、数値を変更して再計算させようとすると、パスワード入力指示がでますが?
A
1 操作ミスです。
2 返せ計算くんで、「計算させる」、「再計算させる」場合に、パスワードの入力指示はありません。
3 ひょっとしたら、アクティブセルを入力できないセルにあわせたままで、数値を入力しようとされていませんか?
 計算させるために、エンターキーを押すと、アクテイブセルは移動しているのですよ。
 アクティブセルを、元の白地の入力場所にあわせて、数値を入力して下さい。エンターキーを押せば計算完了しています。
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Q60
 「新・返せ計算くん」のD版やE版で、元利均等弁済計算をさせるには、どうすればいいのですか。
A
1 簡単にできます。
 「365日計算・E版」で元利均等弁済計算をしてみましょう。
2 入力方法
イ 例として、100万円を5年の60回の元利均等弁済計算をすることとします。
ロ 借り入れ日を、例えば2005年の1月1日とし、利率は年5%と仮定します。
ハ 1000000 2005/1/1 5 と上記設例を入力して下さい。
ニ 一回目弁済日を例えば、2005/1/25 と入力し、固定入力5年をクリックして下さい。
  同一利率もクリックしておいて下さい。
ホ ここで、一回目弁済を10000と入力しましょう。
このとき、100万円を5年60回で弁済するのですから、10000なら60回60万円の弁済となり、60回目には元利金残高が残ります。元利金残高が0より多い数値になります。このように元利金残高が残るような少ない目の金額を弁済金額欄に入力しておいて下さい。
ヘ 2回目弁済金額欄に・・・「=f14」と入力して下さい。
ト 2回目の弁済金額欄のセルを、60回目の弁済金額欄まで、コピーして下さい。
チ 60回目の元利合計金額欄に・・・セルを合わせて下さい。
リ 上段のバーのツール、ゴールシークをクリックして下さい。
ヌ 中段に「0」と、下段に「f14」と入力して、OKをクリックして下さい。
  元利均等弁済計算が完了しています。
ル 最終回に、過払い金額や残元金が数円程度残った場合には、最終回の弁済金額に加減して下さい。
 
(数式等の入力の手間を省くため、「年365日・E版・元利均等・利率逆算版」の追加提供を検討します。)
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Q59
 月払い金額の「実質支払い金額」計算はどうすればいいのですか
A
1 例として、5年間月7000円支払い、365日計算・E版で計算してみましょう。
2 E版で固定入力5年のボタンをクリックして、5年間の支払い年月日を自動入力します。
3 当初借入金額欄に「0」と入力し、第一回弁済金額欄に「7000」と入力し、「1行目と同額弁済」ボタンをクリックします。これで計算完了しています。遅延利率を「5」%と入力してみましょう。
4 5年後の60回目の行を見て下さい。
イ 支払い元金合計金額が、過払い金額欄に表示されています。
ロ 59行目の遅延利息金合計が、実質支払い利息金相当金額です。
ハ イ及びロを合計した金額が、実質支払い金額相当額となります。
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Q58
 追加提供された「手形債務計算書」は、どのような場合に使用するものですか。
A
1 手形貸付債務を一括累計計算するものです。
2 金銭を貸し付けるに際し、弁済期日を満期とし、弁済期日における弁済金額を手形額面とする手形を交付させ、利息金を天引きした手形貸付の方法による場合の元利金計算書です。
3 裁判所債権執行部採用の端数期間暦年計算方法で作成しています。
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Q57
 ときどき、「マック+エクセル」で作動するのか、という質問を受けます。
A
1 「Win+エクセル」仕様です。
2、「マック+エクセル」での作動確認はしていません。作動するのかもしれませんが、作動については関知しません。
3 計算書自体は、「マック+エクセル」でも作動するという報告を受けたことがありますが、確認していません。従って、「マック+エクセル」ご使用の方は、自己責任で、購入の可否をお決め下さい。「マック+エクセル」でのご質問等は一切お断りします。
4 「マック+エクセル」の場合、自動解凍・インストーラーが作動しないのではないかと推測しています。その正否はしりません。
  従って、「マック+エクセル」ご使用の方が、購入しようとされる場合には、「私の本屋さん」に特別に依頼して、解凍済みの計算書をCDに焼き付けたものを入手する必要があるでしょう。「私の本屋さん」が、このような特別の注文に応じて頂けるか否かは、しりません。
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Q56
 相手である消費者金融業者の計算方法にあわせて計算方法を選択するのはじゃまくさいです。何か、いい方法ないですか。
A
1 年365日計算書を使用して下さい。
2、この計算方法は、貸し主に最も有利な計算方法なので、相手は、計算方法について異議を言えないでしょう。
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Q55
 試作・提供開始した、「新・返せ計算くん・E版」(年365日計算)の入力説明
A
  http://www.zunou.gr.jp/hattori/eban.htm
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Q54
 読みとり専用の属性を変更し、上書き保存=更新を可能とする方法について
A
1 エクスプローラで、kaeseフォルダの中に収録されている計算書を表示させる。
2、変更したい計算書にマウスをあわせ、右クリックする。
3 プロバティを左クリックし、下段にある「読みとり専用」につけられているチェックをはずし、OKをクリックする。
4 読みとり専用の属性が解除され、上書き保存=更新が可能になっています。
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Q53
 月日の入力方法について(B版まで。D版、E版を除く。)
A
1 1月5日は→105
  2月15日は→215
  11月8日は→1108
  12月25日は→1225
というように入力して下さい。
2 1月1日を→「11」と入力してはいけません。正しくは→「101」と入力して下さい。
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Q52
 弁済総額と弁済回数のみから、制限利率への引き直し計算方法について
A
0 採用したい計算方法の返せ計算くんを作動させて下さい。
1 弁済総額(例、250万円)を弁済回数(例、96回)で割り算して、一回あたりの弁済金額(250万/96=26041)を計算して下さい。
2 96回の弁済金額欄に1の数値を入力して下さい。
3 借入日時と96回の弁済日時を入力して下さい。
4 利率を29.2%と入力して下さい。
5 当初借入金額は、適当に、例えば100万円と、暫定的に入力しておいて下さい。
6 この状態で、セルを96回目の元利合計金額欄にあわせて下さい。
7 上段ツールのゴールシークをクリックし、中段に「0」と入力し、下段に当初借入金額の入力されているセル=C11と入力し、OKをクリックして下さい。
8 96回目の元利合計金額が「0」となり、当初借入金額が変動したでしょう。
9 この状態で、利率を18%に変更し、遅延利率(法定果実利率)を5%と入力して下さい。
10 制限利率への引き直し計算(過払い金額計算)が完了です。
 
11 例えば、96回目の元利合計金額が「0」ではなく、例えば3500円としたいのなら、上記7記載で、中段に「3500」と入力すればいいのです。
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Q51=Q38の再掲載=要、注意!!
 返せ計算くんの、ご購入者の方から問い合わせが多く、かつ入力ミスが目立つものです。
 同日の、追加借入、弁済入力の方法について。
A
 「返せ計算くん」の場合、同日の追加借入、弁済については、1行に入力して下さい。
 2行にわたって、同日入力すると計算しません。計算構造がそのようになっています
 同日に、数回にわたり、弁済や追加借入をした場合には、弁済金額を合算し、また追加借入金を合算して入力するようにして下さい。
 合算入力する合理性は、通常の貸金の場合、「日単位」で利息金計算するのが通常であり、また「特段の合意がない場合には、日割計算すべし」という最高裁の判例の趣旨にも合致しています。
4 追記−同日の借り入れや弁済を、分割して計算することは、当該計算自体が切り捨て処理をしていることから、小数点以下の端数処理において、正当な計算数値との乖離が増大することとなり、不当でもあります。
5 追記2−当初借り入れ日に、追加借り入れや弁済等が数口なされた場合、返せ計算くんの構造上、当初借り入れについては「借り入れ金額」の入力欄のみを設けていますので、合算、差し引き計算後の数値を「借り入れ金額」に入力して下さい。
 その後の追加借り入れや弁済については、各合算金額を入力して下さい。
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Q50
 データー(計算結果の)保存について
A
1 計算結果を保存するとPCの容量が減少していく。何か、いい方法がないのか、という質問がありました。
2 Q49と同様に、計算結果の数値等のみをデーターとして保存し、再計算させる場合には、保存した数値等のデーターを貼り付けるという方法をとれば、PCの容量を消費するということはありません。
3 著者の事務所においても、上記のような方法を採用しています。
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Q49
 データー(計算結果の)メール送信について
A
1 計算結果を本店と営業所間で、メール送信するについて、容量が大きくなる。
2 いい方法がないのか、という質問を受けました。
3 本計算書の計算結果をメール送信しょうとすると、Excelファイル全部が送信されることとなり、容量が大きくなります。
4 解決方法としては、次の方法しかないと考えています。
イ 本店及び営業所の両方に、本件プログラムを設置する。
ロ データー送信の方法は、計算結果の数値のみを、例えばテキスト形式で送信し、受信側で、本件プログラムに貼り付ける。
ハ 一見、煩雑なように見えますが、「コピーand 貼り付け」のテクニークを利用すれば、ワンタッチで可能と思います。
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Q48
 現在収録している「年365日計算書」と「端数期間年365日計算」について
A
1 「年365日計算書」は、「365日を1年として計算する」構造になっています。
2 年単位を除く端数期間のみ365日計算をする「端数期間年365日計算書」をダウンロード追加提供しています。
3 上記二種の計算構造の差異は、計算期間のなかに「閏年の1月1日から12月31日までの期間が、まるまる入っている場合」に発生します。
 上記の年365日計算書の場合、端数期間年365日計算と比較し、利息金計算が1日分多く計算することとなります。
 計算期間が、1年未満であったり、1年を越えても上記期間が入っていない場合には、差異はでません。
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Q47
 「B−版」=シンプル構造へ改編=の説明など
A
1 改善が一番すすんでいる計算書です。他のものも逐次改善していきます。
2 表示したくない行は
イ 自由入力版→→「年度表示」をDelete抹消して下さい。当該行のみ抹消、非表示となります。
ロ 固定入力ローン計算版→→「弁済金額欄、追加借入欄、利率欄」をDelete抹消して下さい。当該行以下の抹消、非表示となります。
3 左上の「抹消コマンド」をクリックすると、2行目以下の入力が全部抹消されます(1行目は入力サンプルとして残しています)。
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Q46
 計算終了後の表示不要部分の「#NUM」の表示抹消をしたいのですが、、どうすればいいのでしょう?
A
1 年度入力欄を、Delete抹消すれば、#NUMの表示は抹消されます。
2 表示不要の金額欄、利率欄も、抹消して下さい。
3 この機能は、現在、自由入力・B版のみです。逐次、改善していきます。
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Q45
 どの計算書を使用すればいいのでしょう?
A
1 年365日計算をするのか、全期間暦年計算をするのか、弁済供託計算をするのか、決めて下さい。
2 年365日計算でも、全期間暦年計算でも、
イ 一番シンプルなものは、自由入力B版です。
ロ 過払い金の利息金計算の起算日を指定したい場合には、自由入力版です。
ハ それ以外のものは、さまざまなバリエーションを組み込んでいますので、自由入力B版や自由入力版を使っていれば、使えるようになるでしょう。
ニ 例えば、固定入力ローン計算版→→は、弁済期日の入力を簡単にできるようにしています。1行目の弁済期日欄に第1回の弁済期日を入力すると、2行目から、翌月の同日が自動的に入力され、毎月弁済のローン計算が簡単にできるようにしているのです。
ホ 白色のセルは入力が可能です。色つきのセルは入力できません。自動入力されます。
ご自身で、入力して、利用方法を考えてみて下さい。
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Q44
 過払い金の利息金について
A
1 過払い金の遅延損害金(利息金)は、次の行の入力された年月日までの計算利息金を表示しています。次回の追加借入金との相殺をするためです。
2 次行の入力された年月日までの利息金を計算表示しているのです。勘違いしないで下さい。
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Q43
 入力年月日、金額の別計算書への移記の方法について
A
1 移記したい年月日、金額を一括でドラッグ、コピーして下さい。
2 貼り付けたい別の計算書の1回目=1行目の左上、端の年度入力欄にマウスを合わせ、貼り付けて下さい。
3 全部が該当欄に貼り付けられたでしょう。
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Q42
 期間の表示と初日不算入について
A
1 計算表記載の年日の期間表示は、「期間の表示」をしています。
2 初日不算入コマンド「1」を入力しても、日数表示はかわりません。
3 しかし、利息金計算は、コマンドどおり、初日不算入で計算しています。
4 計算表に計算表示される「期間表示」は、実際の利息金計算期間ではなく、純粋な(消費貸借契約における利息金計算の初日算入による)「期間の表示」です。
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Q41
 年月日、数値入力後の、行の挿入、削除はどうすればいいのですか。
A
1 年月日、数値入力後の、行の挿入、削除をするための特別の機能はついていません。
2 入力し直すか、挿入、削除したい行以下の入力済み年月日、数値を一括コピーして、貼り付ける等の操作をして下さい。慣れれば、簡単に、挿入、削除が可能です。
3 2記載の意味が理解困難な方は、エクセルを使える人に、尋ねて下さい。
4 絶対にセル自体の移動操作はしないで下さい。計算式が破壊されます。
5 操作例
(例えば、入力ずみの8行目を削除したい場合)
イ 9行目以下の入力ずみの年月日と入力金額を、一括してコピー操作
ロ そのコピー操作した一括分を、8行目から貼り付ける
ハ これで、8行目は削除されています
(例えば、8行目と9行目の間に、行を挿入したい場合)
イ 9行目以下の入力ずみの年月日と入力金額を、一括してコピー操作
ロ そのコピー操作した一括分を、10行目から貼り付ける
ハ 間の9行目に、入力したい年月日と数値を入力し直す
ニ 挿入計算できているでしょう!!
6 一括コピーの方法
 一括コピーしたい範囲をマウスでドラッグ反転(色を変える)させ、編集コピークリックして、貼り付けたい範囲の一番上、左端のひとつのセルにドラッグして貼り付ける。慣れれば、極めて簡単です。
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Q40
 大手金融業者である「?・栄」採用の計算方法
A
1「?・栄」作成の計算書は「年365日計算」を採用しているようですが、数値があわない部分があります。
2 なお、検討、分析作業中です。すみません??
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Q39
 大手金融業者である「?・栄」などのみなし利息計算を含む利息制限法引き直し計算をしたいのですが。
A
1「?・栄」作成の計算書を検討すると、「年365日計算」を採用しているようです。
2 近々に、「年365日計算・自由入力版」を、追加無償ダウンロードできるようにしますので、少し、待って下さい。
3 みなし利息計算ですが、この貸金業者の場合、多くは100万円を超過する貸し金のようなので、上記「書籍・消費者金融金利計算の実務の補追」に記載しました東京高裁の簡便計算法で計算すれば足りると考えます。
 追加ダウンロード頒布しています「年365日計算・自由入力版」で、利率を年15%入力し、弁済金額欄に弁済金額を、追加借受欄に実質受領金額を入力し、当初の借受欄にも実質受領金額を入力して、利息後払い計算をさせれば、自動的にみなし利息計算をすることとなります。上記補追記載を参照して下さい。
 
4 注意!!
 なお、過払い金についての利息金加算機能はついていませんが、別に頒布しています「元利計算くん」は、「365日計算選択」が可能ですので、「元利計算くん」を使用すれば365日計算方式による利息制限法への引き直し計算が可能です。
 元利計算くんの場合には、同日の弁済と追加借入は、2行にわたって入力して下さい。元利計算くんの場合は、2行にわたり同日入力しても計算します。
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ご注意!!
 本件プログラムを無断で、改変、編集されると
 著作権者の翻案権侵害、同一性保持権侵害となり
2 著作権法違反となって、処罰されることとなります−ご注意下さい。
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Q38
 同日の、追加借入、弁済入力の方法について。
A
 「返せ計算くん」の場合、同日の追加借入、弁済については、1行に入力して下さい。
2 2行にわたって、同日入力すると計算しません。計算構造がそのようになっています
3 同日に、数回にわたり、弁済や追加借入をした場合には、弁済金額を合算し、また追加借入金を合算して入力するようにして下さい。
 合算入力する合理性は、通常の貸金の場合、「日単位」で利息金計算するのが通常であり、また「特段の合意がない場合には、日割計算すべし」という最高裁の判例の趣旨にも合致しています。
4 参考
 「元利計算くん」の場合には、数行にわたり、同日入力しても計算します。
 「元利計算くん」で、全期間暦年計算をする場合には、閏年選択入力欄に「1」を入力して下さい。
 「返せ計算くん」と「元利計算くん」とで、上記のように異なるのは、計算構造とプログラム上の差違によります。
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Q37
 過払い金ある場合に、追加借受した場合の計算はどうなっているんです。
A
 東京高裁の判例と同様の方法を採用しています。
2 上記、「書籍・消費者金融金利計算の実務」の補追覧を参照して下さい。
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Q36
 利息金加算過払い金返還請求の計算の仕方は、どうするんです。
A
 例えば、自由入力版で、遅延損害金表示コマンドに「1」を入力した状態で、弁済金額、追加借受金額等を入力します。
2 最終の弁済ないし追加借受をした時点における「過払い金」表示欄の金額が、過払い金返還請求訴訟の返還請求元本金額となります。
3 2記載の金額を請求の趣旨の請求元本金額とし、同日の翌日から支払い済みまで、年5分の割合による利息金の請求をすればいいのです。
4 当該行までの分を印刷すればいいでしょう。
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ご注意!!
お願い
 B&P「頭脳集団」からのお願い!!
 申込みに際し、Eメールアドレスの記載のない方がおられます。
2 製本、焼き付け−作業開始後−の「利率変動・利息天引き計算書」・バグ補正告知その他を送信させて頂くなどに必要ですので、Eメールアドレスの記載をお忘れないようにお願いします。
3 後日、ネット接続し、アドレスを取得された場合でも結構ですので、必ずご連絡をお願いします。
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Q35
 「元利計算くん」の閏年選択「1」(現バージョン・過払金利息金加算機能なし)で計算した計算結果と、「返せ計算くん」で計算した計算結果とでは、約1年間にわたる計算で、返せ計算くんの計算結果の方が、合計「1円」多く計算されるのですが。
A
 両方の計算書は正しく計算しています。
2 約1年間の計算で約1円の誤差がでるのは、両計算書の計算構造の差によるものです。
3 強いて言えば、1円多い、返せ計算くんの計算結果の方が正しいでしょう。
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Q34
 ユーザー登録して要請すれば、貰える7番目の計算書・「利率変動・利息天引き計算書」で、単純な、天引なし、の計算は、できないのですか。
A
 できますよ。当然です。
2 借入金額欄と受領金額欄に同額を入力すれば、「天引きなし」になるでしょう。=======================================================================
Q33
 利率逆算計算って、どんなときに使うのですか。弁護実務で必要ですか。
A
 必要です。
2 消費者金融業者との折衝のなかで、相手方金融業者から、債務完済する場合の内容として「弁済開始日、各弁済日、1回あたりの弁済金額、最終回の弁済金額」のみの連絡を受けたことはないですか。
3 2記載の連絡のなかに、「計算利率」の記載が欠落している場合があるのです。
4 元利均等弁済の場合も、ボーナス加算弁済のような場合もあります。
5 このような場合に、消費者金融業者の採用した「計算利率」を把握するようなときに使用するのです。
4の前者の場合には「元利均等弁済・利率逆算計算版」を、4の後者の場合には「利率逆算計算版」を使うのです。
6 必要なことが理解して頂けましたか。
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Q32
 弁済計算終了しているのに、過払い金等の表示がなされ、目障りなのですが。
A
 弁済終了後の弁済金額を「0」入力する。
2 又は、過払い金欄の上段、欄外の入力コマンド「1」の1をDelete抹消して下さい。
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Q31
 「返せ計算くん」の入力に便利なエクセルの機能、教えて下さい。
A
 コピー入力
 コピーしたいセルにアクティブセルをあわせ、そのセルの右下端に表示される+のマークを下方に、ドラッグ(押し続けて、引っ張る)すれば、コピー入力されます。
2 連番入力
 連番入力する最後のふたつのセルをドラッグして色を反転させ、下の位置にあるセルにアクティブセルをあわせ、そのセルの右下端に表示される+のマークを下方に、ドラッグ(押し続けて、引っ張る)すれば、連番入力されます。
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Q30
 「返せ計算くん」を直ぐ起動できるようにショ−トカットをディスクトップにつくりたいのですが。
A
 「スタート」→「プログラム」→「エクスプローラ」をダブルクリックして、エクプローラを起動する。
2 「返せ計算くん」をインストールしたハードのなかの「kaese」という名称のフォルダをクリックする。
3 その中の「返せ計算くん」というサブフォルダをクリックする。
4 6種計算書が収録されているでしょう。
5 例えば、その中の「利率変動計算版」のシートカットをつくる場合
イ 「利率変動計算版」にマウスをあて、右クリックする。
ロ ショートカットの作成を左クリックする。
ハ ショートカットができたでしょう。
ニ そのエクスプローラの画面の右上の×印の左の正方形様のものの表示がある部分をクリックする。
ホ エクスプローラの画面が小さくなり、背景にデイスクトップ画面が見えるでしょう。
ヘ さきほどつくったショートカットにマウスを合わせ、左クリックを押したまま引きづったまま、デイスクトップ画面にまで、移動して、マウスを放す。
ト ディスクトップにショートカットができています。
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Q29
 多くの貸金業者が初日利息金不算入計算をしているは、なぜでしょうか。
A
 知りません。
2 ただ、下記Q&Aに記載しているように、追加借入や弁済を反復している場合、初日利息金不算入の方が計算構造が簡単なのです。これが理由と推測されます。
3 「返せ計算くん」の「利率変動計算版」は、この簡単でない計算も選択できるようになっています。
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Q28
 6種の計算書の計算構造は同一ですか。
A
 「利率変動計算版」のみ、他の計算書と異なるところがあります。
2 「利率変動計算版」の場合には
イ 利息制限法の上限利率を自動入力するようになっているため
ロ 追加借入金の借入初日利息金は、当該追加借入金額に対応した上限利率で計算します。従って、この追加借入初日の計算利率は自動計算され、表示されていません。
ハ 「追加借入による利率変動コマンド」に「1」を入力すると、次行には追加借入等による残元金額に対応した制限利率が表示され、以降は、この変動した利率で計算します。
ニ 初日利息金不算入コマンドに「1」を入力すると、当然のことながら、上記ロの計算はしません。
 貸金業者の計算の多くは、貸付初日利息金不算入です。
 従って、この場合、追加借入した当日の計算利息金は、従前の借受金の残元金に対応したもののみとなります。
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Q27
 固定入力・ローン計算版の2回目以降に自動入力される年月日は、どうなっているのですか。
A
 次の月の同日が、連続して、720回分、自動入力され、数秒で計算終了します。
2 1回目に入力した月日が、月の末日であったりすると、2回目以降は、各月の末日が自動入力されます。
もちろん、閏年などは自動判別しています。
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Q26
 自由入力計算版は、全項目が自由に入力できますが、他面、入力がじゃまくさいです。
A
 だからこそ、欄外上段に入力補助コマンドを設置しているのです。
2 「1回目弁済金額と同額入力」コマンドをクリックすれば→60年間分、720回の弁済金額欄に1回目と同額の弁済金額が自動入力され、数秒で計算終了するでしよぅ。
3 「1回目追加借入金額と同額入力」コマンドをクリックすれば→60年間分、720回の追加借入金額欄に1回目と同額の追加借入金額が自動入力され、数秒で計算終了するでしよぅ。
4 「1回目利率欄と同利率入力」コマンドをクリックすれば→60年間分、720回の利率欄に1回目と同利率の利率が自動入力され、数秒で計算終了するでしよぅ。
5 後は、エクセルが持っているコピー入力操作を利用するなどして、必要な補正入力をすればいいのです。
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Q25
 過払い金の遅延損害金とは、なんですか。
A
 民法704条所定の「利息金」のことです。
2 金利計算における利息金と区別する意味で、「返せ計算くん」では、便宜上、遅延損害金という名称を用いているのです。
3 過払い金について言えば、正しくは「民法704条所定の利息金」なのですが、金利計算における利息金と区別する意味で、「遅延損害金」という項目表示を、本計算書のなかでは便宜上使用しているのです。
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Q24
 モニター用に無償配布された自由入力版を持っているのですが、これではダメですか。
A
 1パターンなので、入力や諸計算に不便だと思います。
2 無償配布された自由入力版には、数式ミスがあり、遅延損害金額計算において、365分の1ないし366分の1の計算ミス等があります。
3 逆算計算、元利均等弁済計算や利息天引きの場合の自動計算はしません。
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Q23
 計算利息金の計算構造、教えて下さい。
A
 計算利息金は、利率欄に入力された利率で計算します。
2 遅延損害金は、欄外に設けてある遅延損害金利率欄に入力された利率で計算します。
3 但し、制限利率を自動入力する利率変動計算版は、若干異なります。
イ 貸付元本金額に対応した利息制限法上限利率で計算します(利率欄に自動表示されます)。
ロ しかし、追加借入金が存在する場合のみに、利率を変動させるコマンドに「1」を入力している場合には、追加借入金についての追加借入当初の1日分は、当該追加借入金額を基準とした制限利率で計算し、その後は、追加借入後の残元金額を基準として変動させた利率で計算します。
ハ 初日利息金不算入が多い実際上の貸金業者らの計算の場合(初日利息不算入コマンドに「1」を入力させた場合)には、貸付当日の利息金は算入しませんので、上記ロ記載のような複雑な計算はしません。
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Q22
 初日利息不算入コマンドに「1」を入力した場合の計算構造、教えて下さい。
A
 初日利息不参入コマンドに「1」を入力した場合、当初の借入金及び追加借入金の両方とも、初日不算入計算をします。
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Q21
 エクセルのバージョンは、どれでも差し支えないのですか。
A
 エクセル97以上のバージョンのご使用をお勧めします。
2 エクセル95を使用した場合、機能制限やバグが原因と思われる誤作動が生じることがあります。
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Q20
 どんな計算ができるのですか。
A
 実際上、(全期間暦年方式による)想定可能なあらゆる計算が可能と言えば言い過ぎかもしれませんが、多様な計算が可能です。
2 6種の計算書を使い分けてみて下さい。
3 一定期間は、据え置き、利払いのみの計算、元利均等弁済計算、利率逆算計算、利率を自由に変えた元利金計算、過払い金に遅延損害金の加算選択(利率は自由に設定可能)計算、利息制限法引き直し計算など、いろんな計算ができます。
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Q19
 #NUM!という表示がされているのですが。
A
 #NUM!という表示は、論理的に矛盾するような年月日、数値が入力されているときに表示されます。
2 その表示のある行の左端の「年」の欄を確認して下さい。
3 「2005」のあとに「2004」というように、年月日が逆転して入力されていませんか。
4 正しく入力すると、その表示は消え、計算結果数値が表示されます。
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Q18
 逆算計算の方法が、わかり難いのですが。
A
 逆算計算は、何回目かの弁済により、元利金合計を「0」にすることであることは理解できますね。
2 その「0」にしたい元利合計欄に、アクテティブセルをあわせるのです。
3 そして、計算書上段、欄外に記載してある手順をとって下さい。
4 アクティブセルをあわせた元利合計金額が「0」になるとともに、求めたい弁済金額ないし利率が逆算計算されているでしょう。
5 この手順を踏む場合、アクティブセルをあわせ元利合計金額を「0」にする元利合計金額欄が0以上の数値になっていることを確認してから行って下さい。
6 最初から「0」になっている場合には、逆算計算しません。
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Q17
 利率を逆算計算する場合、「元利均等弁済・利率逆算計算版」と「利率逆算計算版」のいずれを使用するのですか。
A
 逆算計算するまでの弁済金額が一定の場合には、「元利均等弁済・利率逆算計算版」を使用して下さい。
2 逆算計算するまでの弁済金額が一定の金額ではない場合には、「利率逆算計算版」を使用して下さい。
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Q16
 貸金業者との取引について、制限利率で引き直し計算するには、どれを使えば、一番便利ですか。
A
 利率変動計算版を使って下さい。
2 遅延損害金欄上段の白地部分の「1」をDelete抹消して、遅延損害金を非表示にして下さい。
3 初日利息不算入欄に「1」を入力して、初日利息金不算入に設定して下さい。
4 追加借入金がある場合のみ利率変動させる欄に「1」を入力して作動させて下さい。
5 これで、自動的に制限利率を表示して計算します。
6 追加借入金がある場合のみ利率変動させる欄の「1」をDlete抹消した設定の場合には、単純に、貸付元本金額に対応して、利息制限法上限利率で計算します。
7 過払い金が発生した場合、貸金業者について悪意を認定し、過払い金に利息金の支払いを命じた地裁判決がでたようです。上記2に記載しました「1」をDelete抹消せず、遅延損害金を表示にして下さい。利息金を加算計算します。
8 上記4記載の利率変動コマンド「1」を入力し、追加借入金をした場合には、既存借入残元本金額に追加借入金を合算した金額を、以降の計算対象残元本金額として計算していきます。
 準消費貸借契約を締結する場合には、通常の場合には、既存残元本金額と未払い利息金の合計金額に、追加借入金を合算したうえ、準消費貸借契約を締結するのかもしれませんが、貸金業者のような場合には、通常、未払い利息金を支払わせたうえ準消費貸借とする事例が多いと推測されますので、「既存残元本金額+追加借入金」を新たな元本として計算を続行するようにしています。
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Q15
 2079年以降、計算表示しません。
A
 Excel95を、お使いですね。
2 Excel95の場合、入力されているシリアル値は2078年までです。
3 Excel97以上のExcelを、ご使用下さい。
4 計算したでしょう。
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Q14
 消費者金融業者の計算の正確確認をするための通常の使用の設定はどうするのですか。
A
 計算書右端の損害金表示欄の上段の白地部分に入力されている「1」をDelete抹消して、損害金を非表示にして下さい。
 損害金を表示していると、過払い金に加算して、相殺計算します。
3 初日算入欄に「1」を入力して、初日不算入にして下さい。
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Q13
 理論的には問題ある全期間暦年計算を訴訟で使用する場合の留意点はなんですか。
A
 貸金業者を相手とする訴訟の場合、相手方が使用している計算方法を使用した方が、実質的な紛争解決には早いです。
2 理論的に正当な方法と全期間暦年計算を比較しても、通常の貸金争い程度の金額では、それほど金額的な差違はでません。
3 また、弁論主義が支配する民事訴訟において、原告と被告が一致した計算方法を採用している場合(数値の採用)、裁判所はこれに介入しないはずです。
4 結局、訴訟の場と弁済供託の場では、異なった計算方法を使用することとなりますが、実務上の取り扱いの差違、便宜ということで、やむを得ないでしょう。
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Q12
 「返せ計算くん」6種計算書の設定と異なる計算パターンが必要と考えた場合、どうすればいいですか。
A
1 書籍についているユーザー登録用紙で必ず、頭脳集団あて登録FAXを送信しておいて下さい。
2 そして、「必要と考えられた計算パターン」を頭脳集団あて、メールで連絡をしておいて下さい。
3 お約束はできませんが、その「必要と考えられた計算パターン」の計算書を新たに作成したうえ、ユーザー登録されたメールあてに添付ファイルで送信させて頂くこともあります。
4 くどいですが、お約束はできませんが、ご了承下さい。
ユーザー登録されていない方のご連絡は、完全に無視させて頂きます。
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Q11
 当初貸付時に、利息金を天引きした場合の計算書「利率変動・天引き計算版」が欲しいのですが。
A
1 計算書を収録したCD焼き付け作業開始後に製作完了しています。
2 ユーザー登録用紙で頭脳集団あて登録FAXを送信してユーザー登録された方から、zunou@zunou.gr.jp  あて、送信要請があれば、LZH圧縮版添付ファイルで送信させて頂きます(7番目の計算書になります)。
3 頭脳集団あてFAX申込み用紙を送信して申し込まれた方や「私の本屋さん」からメールで申し込まれた方は、その申し込みユーザー登録兼用になっていますので、送信要請されなくても、頭脳集団から、自動的に添付送信のお問い合わせをさせて頂いたうえ、添付ファイルで送信させて頂きます。
4 ユーザー登録が必要なのは、書店などで、書籍購入された方ということになります。
5 他の計算書と異なり、貸付元金額(借受元金額)の入力以外に、「受領金額」を入力する欄が設けてあります。
利息金を天引きされて、現実に受領した金額を入力する欄です。ここに受領金額を入力すれば、自動的に利息金天引き計算、そして続行計算を計算します。
6 利息金天引きの場合には
イ 天引き後の利息金計算は、天引き後の受領金額を基準にして計算し、
ロ 天引き金額が、イの金額を超えている場合には、超過金額を元金に充当します。
ハ そして、その後の制限利率は、受領金額ではなく約定消費貸借金額を基準とします。
ニ 利率変動計算版と同様、制限利率決定基準である対象元本金額の変更を選択できます。
  従って、このコマンドを作動させると
@ 当初の利息天引き計算制限利率
A その後の続行計算の制限利率
B 追加借受による変動制限利率
などが、自動的に入力されて計算していきます。
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 ここから上↑↑は、製本、焼き付け作業開始後の記載ですので、書籍には記載されていません・平成15年9月1日。
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Q10
 記載してある手順どおりにインストールしたのですが、「kaeae」という名称のフォルダがつくられていません。
A
 つくられています。
2 旧式のPCの場合、Windowsを再起動しないと表示されない場合があります。
3 Windowsを再起動して下さい。
4 表示されたでしょう。
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Q9
 WinXpを使っていますが、計算書が開きません。
A
 セキュリテイ設定が「高」のままでは、本件プログラムは作動しません。
2 本件プログラムは、マクロを使用しているからです。
3 Xpはセキュリテイ設定が「高」に設定されて出荷されているようです。セキュリテイ設定を「中」に設定変更して下さい。
4 作動したでしょう。
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Q8
 閏年判定はしていますか。
A
 正確にしています。単に「4で割り切れる年度」ではないですよ。グレゴリオ暦 (Gregorian calender) を採用しています。
2 例えば、固定入力・ローン計算版で、1回目の弁済月日を、任意の月の末日を入力してみて下さい。
2 正確に閏年判定をしていることがわかるはずです。2月の欄を見ていって下さい。閏年の場合には「29」日が表示されているでしょう。
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Q7
 数値を入力したのですが、計算しないのですが。
A
 数値を入力しただけでは計算しません。
2 入力したセルから、違う場所=セルに、アクティブセルを移動させ、Enter実行して下さい。
3 計算したでしょう。
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Q6
 計算した表を保存しておきたいのですが。
A
 ファイル−名前をつけて保存(任意の名前をつけて)−して下さい。
2 上書き保存はできないように設定されています。
3 「上書き保存はできないように設定されている」のは、誤った使用方法により、本件プログラムが破壊されることを防止するためなのです。
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Q5
 エクセルの各種の機能は、使えるのですか。
A
 使えます。
2 例えば、自由入力計算版を使い
1 弁済金額欄に、既に入力された弁済金額のセルの右下端にマウスをあわせ、下にドラッグさせれば、コピー入力が可能です。
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Q4
 セルを移動すると、おかしくなりました。
A
 セル自体の移動はやめて下さい。
2 白地の入力部分は保護していませんので、セルの移動が可能です。
3 しかし、セルを移動させると計算式が破壊されてしまいます。セルの移動は禁忌です。
4 セルを移動させた場合には、再度、計算書を立ち上げて使用して下さい。
セルを移動させた計算書は使用できません。正確な計算をしない場合があります。
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Q3
 弁済当初の一定期間は、利息金のみ支払うというような計算はどうするのですか。
A
1 例えば、固定入力・ローン計算版を使い
2 弁済金額欄に、計算された未払い利息金額を上から入力していって下さい。
3 任意の期間の利息金のみの支払い計算ができているでしょう。
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Q2
 元号入力はできないのですか。
A
  「返せ計算くん」は
1 西暦入力のみです。
2 そのため、西暦換算プログラムを各プログラムの右上につけています。
3 西暦入力のため、入力期間に制限はありません。
4 (元利計算くんは、平成元年から平成100年までという制限がありました)
5 但し、Excel95の場合、シリアル数値が2078年までしか入力されていないため、返せ計算くんも、2078年までしか計算しません。
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Q1
 「返せ計算くん」と「元利計算くん」との違いを教えて下さい。
A
 「元利計算くん」は
1 計算方式が「貸付日基準説」に従っています。
2 そして、「年365日計算」、「全期間暦年計算」及び「抽象的2月29日計算」の選択を可能にしています。
 「返せ計算くん」は
3 計算方式が「計算単位説」に従っています。
4 そして、「全期間暦年計算」方式のみであります(この計算方式の場合には、貸付日基準説と計算単位説の数値は同一です。但し、両プログラムでは、1円ほど計算結果が異なることがあります。それは計算単位の区切り方の差違によるものです)。
5 しかし、「全期間暦年計算」方式で、あらゆる計算や弁済計画計算のみならず、利率逆算計算や元利均等計算をも可能とするために、6種類の計算パターンを用意しています。
6 現在の消費者金融業者らの殆どがこの計算単位による全期間暦年計算を採用しているために製作したものであり、現在の貸金業者との折衝や交渉など消費者弁護実務のためのものです。
7 過払い金が生じている場合、次回の借入金との相殺計算について、単に過払い金のみならず、その過払い金に遅延損害金(利息金)を加算して相殺計算することも可能です。