AIによる結論の妥当性について
 
                 大阪弁護士会所属
                     弁護士 五右衛門
一 結論の妥当性
 
1 アルゴリズムの透明性、その検証可能性の程度が、優劣を決める。
2 訴訟における証拠価値、証拠能力も、「アルゴリズムの透明性、その検証可能性の程度」により決定されていくこととなる。
 
二 アルゴリズムの透明性の一例
 
1 (株)頭脳集団が、過去に、制作したVbによる「元利計算くん」と、現在、頒布中のExcel主体の「延滞金計算くん」などとを、比較して、上記アルゴリズムの透明性について考えてみよう。
 
2 元々、計算は、基本的にAIを前提としている。